今年の夏、留学生地域研修について~留学生地域研修感想文(栃木班その3)~

   2018/11/08

平成25年度留学生地域研修(栃木)③

国際学科3年 朴 池原(パク ジウォン)(大韓民国)

今年の夏休みは、3年の自分にとってすごく印象に残る夏でした。できれば日本に残って就職したいと思っている私にこの夏休みは、学生のうち余裕を持って休める最後の夏休みだからです。留学してからもう2年半になる私は、考えてみると東京以外のところに行った記憶があまりありません。それで母国に帰らず日本に残って思い出を作ろうと思っていたとき、学校から留学生地域研修に参加できるかと聞かれました。なかなか他の地域に行く機会がない私には、いい経験になると思い参加することになりました。

今までの留学生地域研修は4人組の大分県研修でしたが、今回から他の県での研修もやるようになり、私を含む4人が初参加者でした。場所は栃木県。東京と近い県ですが、あまり行く機会がなかったところなので期待を持って新幹線に乗り、宇都宮駅に到着しました。駅では先輩たちが私たちを待っていました。挨拶をし、写真を撮ってから2泊3日の研修が始まりました。今回の研修は、栃木県の有名なところを見たり先輩たちの職場を見学することで、特に留学生の私たちが卒業した先輩の職場を見学するのは珍しい経験でした。栃木県では、日光の観光や他の有名なところなどあちこちに行き、栃木県の住民でないと良く知らないところまで連れて行ってくださいました。さらに、先輩が経営する幼稚園をはじめ市場の海産物関連の店、日本トップのビン詰め工場、住宅関連のコンサルティング会社を見学しました。なかなか接することない職業だったので、やっていることの説明やこれからの目標などを聞いてすごく楽しかったです。また、食事のときも先輩が経営している店ですごくおいしいものをたくさん食べられました。「留学生だからこのような道はどう」というアドバイスや個人的に準備したプレゼントなど「ここまで考えてくださってありがとうございます」と感じる部分があって毎日が楽しかったです。

あっという間に2泊3日の研修が終わり、最後の日には学友会栃木県支部のパーティーに参加し、先輩たちに挨拶する機会がありました。雰囲気もよく話し合いしながら最後の思い出を作りました。この研修で感じたのは、さまざまな業界の先輩たいに会えて良かったということと、今回学んだことを覚え自分もいい先輩になるように頑張るということです。すばらしい先輩たちに会いこのような思い出を作ってよかったです。私にこのような機会をくださってありがとうございます。いつかまた会いたいと思っています。