学生王座 早大に惜敗 闘将岡本の故障痛恨

   2014/05/06

インカレからわずか1週間後の9月25日、同じ駒沢体育館で第58回全日本学生レスリング王座決定戦(フリー形7人制団体戦)に出場した。学連不手際?による過密日程のため、減量調整、または右ひじ故障を隠し左腕一本でインカレ優勝したエース岡本の苦悩も抱え、日本一を狙う拓大は悲壮。

参加16校のシードは前年初Vの早大と同2位日体大の両校。拓大は日体を大将戦で4-3と下した日大に5-2と大勝した。しかし決勝では5月のリーグ戦決勝で退けた早大に3-3の末不覚をとった。やはり岡本の不調(同日入院手術)が響いた。最優秀選手に55kgで好試合を演じた藤元洋平(早大4年)と敢闘選手賞は中野裕仁(拓大3年-今治工)に決まった。

1回戦 拓大 6-1 明大

2回戦 拓大 5-2 日大

○中野裕仁 2-0 須藤
○内村勇太 2-0 紋谷
○岡本佑士 2-0 生天目
○高谷惣介 2-0 渡辺
岡 太一 0-2 永田○
○藤本健治 2-0 内藤
金光正浩 フォール 相澤○

準決勝 早大 5-2 山梨学院 / 拓大 5-2 東洋大

十河勇児 フォール 藤井○
○内村 2-1 入江
佐々木遼 0-2 牧瀬裕○
○高谷 2-0 脇田
○岡 2-1 澤田
○藤本 2-1 藤川
○金光 2-0 牧瀬竜

決勝 早大 4-3 拓大

○藤元 2-1 中野
田中 0-2 内村○
○石田 2-0 岡本
松本 0-2 高谷○
○武富 2-1 岡
鈴木 0-2 藤本○
○山口 2-0 金光

拓殖大学百年史編纂室・宮澤正幸