レスリング全日本学生 岡本・岡・藤本・高谷がV

   2014/05/06

全日本学生レスリング選手権大会

文部科学大臣杯第60回全日本学生レスリング選手権大会(9月14~17日、駒沢体育館)で拓大は前半のグレコローマン形66㎏岡本佑二(飛龍-3年)86㎏岡太一(鳥取中央育英-同)96㎏藤本健治(盛岡工-4年・主将)以上3人と、後半のフリー形74㎏高谷惣介(網野-2年)計4人がそろって初優勝した。グレコで3階級制覇は4年ぶり4度目。中でも岡本は6試合に圧勝し、優秀選手賞に輝いた。

この他フリー60㎏鈴木康寛(多度津工-1年)と両形120㎏谷田昇太(大和広陵-2年)がともに3位入賞。

岡も決勝で最有力だった松本篤史(日体大)をわずか1分16秒、鮮やかな首投げから腕取り固めの体制でフォール勝ち。満場の称賛をあびた。

キャプテン藤本も腰の重い安定した攻め。今季ルール改定(円型マット場外に足が出るポイントに加え、押し出し・押し倒しもポイント)が追い風となった。

フリー高谷は2年連続の決勝進出。高校生時代にメディアが付けた”タックル王子”の名前そのままに両脚・片脚へのタックル攻撃を駆使し、全6試合無失点(うち3試合フォール勝ち)。

グレコ66㎏には最多の69人が出場、フリーも66㎏が128人。120㎏はグレコ21人、フリー31人と急増している。

グレコローマン

▽66㎏準決勝 岡本 2-1 塩崎(明大)

▽同決勝 岡本 2-0 井上(日体大)

▽84㎏準決勝 岡 2-0 澤田(東洋大)

▽同決勝 岡 フォール 松本(日体大)

▽96㎏準決勝 藤本 2-1 渡辺(山学大)

▽同決勝 藤本 2-0 中谷(専大)

フリー

▽60㎏5回戦(準々) 鈴木(1年) 2-0 内村(拓大3年)

▽同準決勝(小田1位) 小田(国士大) 2-0 鈴木(拓大)

▽74㎏6回戦(準決勝) 高谷 フォール 鎌田(中京学院大)

▽同決勝 高谷 2-0 江藤(専大)

▽120㎏4回戦(準決勝) 相澤(日大) 2-1 谷田

お礼

大会前の夏合宿(徳山大-拓大)に牛乳80本・オレンジジュース40本・金3万円の中澤軍治氏(中沢牛乳会長)始め、菊池清治都協会長の精米60㎏、佐々木悟・枝本秀人(71期)各5万円、疋田周二(同)牛肉20㎏、竹島茂夫(85期)高橋龍太(102期・自体校)各1万円、天谷政幸(62期)精米60㎏と拓殖大学学友会支援金5万円が選手強化に役立ちました。

拓殖大学百年史編纂室・宮澤正幸

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