令和5年度北短ミュージカル交流感想文その2
政経学部 法律政治学科 1年 森下 蓮
私はこの度、北海道深川市を訪れ、拓殖大学と北短学生との相互交流のためのミュージカル交流会に参加しました。2日間の日程で行われ、1日目に「第40回拓大ミュージカル MESSAGE~メッセージ~」を鑑賞し、2日目に北短視察のためキャンパスを訪れました。
私は本格的なミュージカルを鑑賞するのは今回が初めてでした。過去にNHKにも取り上げられていることなど、事前打ち合わせで情報を聞いていましたが、演劇や音楽などに馴染みがない私はイメージが湧きませんでした。しかし、ミュージカルが始まってすぐ、その迫力に圧倒され、引き込まれていきました。場面が変わる瞬間のメリハリ、役者ひとりひとりの歌声、雰囲気をつくる舞台美術、どれもが素晴らしかったです。
ミュージカル鑑賞後は北短学生との交流会がありました。ミュージカルに参加した学生の一人から5か月で仕上げたことを聞きました。それぞれの学生が別のサークル等に属していながら、たった5か月で素晴らしいミュージカルを作り上げたことを知りとても驚きました。舞台監督、舞台美術、衣装、音響、事務局、そしてキャストたちが熱い想いをもって協力し、様々な課題を乗り越えてミュージカルに臨んだことに感動しました。
2日目は北短のキャンパスを訪れ、校内を見学しました。北短には農学ビジネス学科と保育学科の2学科があります。拓殖大学とは異なる、実験室や音楽室、工作室などを見学することができました。また体育館はミュージカルで使用するセットなどを制作するスペースとして使われており、学生が一から舞台をつくっていることを実感することができました。
私は今回、北短の学生と交流し、ミュージカルを実際に鑑賞できてとても良い機会になりました。このような機会を頂けたことに感謝するとともに、国際フェスティバル、紅陵祭、語劇祭に向けて少しでも学んだ知見を活かしていきたいです。そして紅陵祭で北短生を迎える時に、今度は私たちが感動させられるよう一丸となって取り組んでいきたいです。