拓殖大学との交流を終えて(令和6年度北短学生紅陵祭訪問感想文その5)
農学ビジネス学科地域振興ビジネスコース 1年 山本 温己
今回このような貴重な機会を頂けたこと、さまざまな経験・交流の場を作っていただきありがとうございます。今回の交流では拓殖大学北海道短期大学からの代表学生として9名のうちの一人として二日間を通して一緒に行かせていただいた方との終始和気藹々とした雰囲気の中で過ごさせていただきました。
一日目の朝、肌寒い中の深川市を出て旭川空港に向かいました。東京の羽田空港に着き地上に降り立った瞬間に北海道とは違い、ヒートテックを着てきていたためか少し暑く感じたのを覚えています。羽田空港をモノレールとJR、東京メトロを乗り継ぎ茗荷谷駅に着きました。茗荷谷駅を出て地上に出てしばらく歩きました。拓殖大学の正門前に着くと菅野さんが待っていてくれました。正門を抜けA館の会議室に案内していただきました。荷物を置き、しばらくして実行委員長を務められている神田虹大さんと副委員長の地本悠太さんに恐れながらもご挨拶させていただきました。その後、マジックショーを見に行きました。マジックショーは、テレビ番組「月曜から夜更かし」で拝見したことのあるマジシャンGOさんのショーでとても興奮しました。マジックショーでは予想外の結果となるものが多く、プロの方の技を間近に見ることができとても貴重な経験でした。私自身マジックショー自体がサクラだと思い疑って見ていたため、実際のショーを見るまで半信半疑でしたが、ショーがサクラだけでは成功しないものが多く半信半疑から大きく自分の考えが変わりました。特に驚いたのが電卓のマジックで、日付と時間がピッタリ合っていて1分でもズレていたら成功しないものなのでどうやっているのかと興味を強く持ちました。マジックショーが終わり、暫し自由行動となりました。自由行動では真っ先に地域プロジェクトの肉盛り焼きそばを買いに行きました。肉盛り焼きそばを買いに行った際、そのブースの教授の方が私と同じ服のブランドである「Tommy Hilfiger」の服を着ていたため肉の量を多くしていただくことができ嬉しかったです。
一日目が終わり、丸の内線でアルカディア市ヶ谷に向かいました。アルカディア市ヶ谷に到着後すぐに会食がありました。会食では拓殖大学の様々な学部から上級学生の方々が来られていました。最初の挨拶では司会の松井信彦さまがご挨拶をくださりました。会食では前菜から魚、肉料理と続き最後に出てきたケーキがとても美味しかったです。またご挨拶いただいた方の言葉で「拓殖大学の三キャンパス」という表現をいただいたことにとても嬉しく思いました。東京の文京と八王子、そして北海道の深川という言葉が大学名は違えど同じ拓殖大学であるという意識を学友会の方々は持っておられるということで温かい気持ちになりました。
二日目は朝食を時間までに行けず食べ損ねました。食べ損ねた代わりに久しぶりにスターバックスで朝ごはんを食べました。朝再度拓殖大学に向かうと一日目と同様に菅野さんが正門前で待ってくださっていました。二日目は、最初に北海道短期大学の出店している野菜直売所を見に行きました。野菜直売所では北海道短期大学で収穫したじゃがいもやにんじんをはじめとした野菜や北海道短期大学で研究開発された黒米を販売していました。北海道短期大学の出店では少しだけお手伝いをさせていただきました。その販売の最中に驚いたのが米や野菜など合計8,000円分くらい買っていっていただいた方です。その方と話してみると私の地元の隣の蕨市から来られている方でとても驚きました。その後、事務の黒瀬さんと合流しました。黒瀬さんの所属する部署がやっておられる防災に関する出展に顔を出させていただきました。そこでは目隠しをして行う体験や新聞紙でのスリッパ作り、防災グッズの入ったリュックなどを背負わせていただきました。リュックは七日分の食糧等が入ったもので20kgもありすごく重く感じました。いざ災害が起きたら持っていけるのかと不安にもなりましたが防災への意識を落とさないことが大事であると感じました。またそこで非常口を多くいただくことができました。防災の出展を見終わり母と合流しました。母には防災の出展や桂太郎氏の展示、北海道短期大学の野菜といった拓殖大学ならではの物を中心に一緒に回りました。母とは短い時間でしたが、楽しい時間を久しぶりに過ごすことができました。最後に、声優のKENNさんのトークショーを見させていただきました。KENNさんのトークショーではKENNさんがどのようにして声優を目指したのか、休日の過ごし方はどうしているかなどのトークショーでしか聞けないような内容のお話を聞くことができまして非常に楽しかったのを覚えています。
トークショーを終え拓殖大学をあとにし、羽田空港に向かいました。羽田空港から飛行機に乗り外を見るとすでに暗く、羽田空港の誘導灯や施設の明かりがとても綺麗に見えました。旭川に着くと羽田と違って肌寒く東京との温度差にとても驚きました。深川駅に無事着くとそのあとは家に真っ直ぐ帰り早めに寝ました。
今回の交流では、交流会に参加しなくては出会えなかった北海道短期大学の同級生や2年生の方々、拓殖大学の学生の方や教授の方、学友会の方といった方と出会えたことがとても嬉しく、自分の中では大きな経験となりました。今回、出会ったすべての方との一期一会を超える出会いにできるように努力をさらにしていきたいと強く感じれました。この交流を通じて得られた経験や感動を忘れずに今後も学業や交流を通じて大学生としての生活をしていきたいと思います。