拓殖大学紅陵祭 学生交流会を終えて(令和6年度北短学生紅陵祭訪問感想文その6)
農学ビジネス学科地域振興ビジネスコース 2年 前田 ひまわり
この度は、拓殖大学文京キャンパス紅陵祭への訪問、そして学友会の方々と本校学生との皆様と会食を通した交流の場を設けていただき本当にありがとうございました。私はもともと当校バスケットボール部に入部したいという思いから、札幌から深川の拓殖大学北海道短期大学(以下「北短」と表記) に通うことを決めました。そして、入学当初は3年次編入を希望しており、私自身は八王子キャンパス国際学部への編入で幅広く語学について学びたい、またバスケットボール部へ所属し全国レベルのバスケットを経験したいと考えておりました。しかし、家庭の事情で編入が厳しくなってしまい、少し落ち込んでいた時にこの学生交流会のお話をしていただきました。2日間という短い期間ではありましたが、本校へ伺い実際にこの目で学校を見ることができたこと、紅陵祭を通して学内の雰囲気を体感できたこと、実際に北短から編入された先輩方のお話を聞けたこと、学友会の皆様の貴重なお話を聞けたこと、私自身本当にとても有意義な時間を過ごすことができました。
まず、初日は長時間の移動時間を経て文京キャンパスへたどり着くことができました。正直、北海道を出発したときはワクワクしていましたが、東京の人の多さと建物の高さ、そして電車の乗り継ぎの多さに圧倒されワクワクより疲労が勝ってしまいました…。しかしそんな私の不安も、校舎に到着し紅陵祭の入場アーチを見たら吹き飛ばされました。まずこの細い路地を抜けてこんなに立派な建物があるのかという驚きと、模擬店を出店されているみなさんの元気の良さに衝撃を受けました。私たちもこのくらい元気に売ればもっとよかったかなと率直に思いました。そして控室に案内され、数分がたって大学実行委員会のお二人がご挨拶にきてくださり、まずファーストインプレッションは「大人」でした。2年違うだけでこんなに佇まいや貫禄があるのだと衝撃を受けました。そしてその後、講堂で行われていたマジックショー見学や実際に模擬店を回る時間になり、今回の女子メンバーで回ったのですが、ショーは純粋にレベルが高く参加していてとても楽しいという印象を受け、模擬店に関しては価格設定から企画の内容までとても考えられているなという印象を受けました。また、各ゼミでが行っている農作物を使った料理なども展開されていてPRにもなるし、とても良い企画と感じました。夜は、本校の大学祭実行委員会のお二人を含めた9名の学生の皆さんと、学友会の方々と教職員の方々と会食をしてとても実のあるお話をたくさんすることができました。中でも大学祭実行委員会副委員長の地本悠太さんは、「就活から大学祭の実行委員など仕事は本当に大変だけど、来てくださるみんなの笑顔を見られることに本当にやりがいを感じられる。」とおっしゃっていて、そこまでの気持ちで企画・運営されているのが素晴らしいなと感じました。また、北短を去年卒業された佐藤悠汰さんや、学友会の方々と、どうしたら北短をもっとよくできるのか、一人でも入学者を増やすことができるのかなど、今後の当校の在り方などについてもたくさんお話させていただいたのがとても印象に残っています。ご卒業されても母校のために何かをしようとしている姿にとても感銘を受けました。
2日目も同様に紅陵祭に参加させていただいて、1日目より展示や学内のイベントなどに積極的に見学にうかがわせていただきました。各ブースが目的を掲げてやっているのだというところが目に見えてわかったのがすごいなと感じました。2日目になっても皆さん疲れを見せるそぶりもなく、1日目同様、大きな盛り上がりを見せていました。2日目は1日目よりも時間がたつのがとても速く感じ、あっという間に北海道に帰る時間になってしまいました。
ここまでの話のようにあっという間に2日間が過ぎて、今回の交流会を終えることとなりました。個人的には、この拓殖大学というところにお邪魔できたこと自体に大きな収穫を感じています。それにプラスして、いろいろな方々のお話を聞くことができ、改めて今後自分がどういう風にしていかなければならないのか考える機会にもなりましたし、北短生として在学中にできることは何なのかを考える機会にもなりました。残り少ない短大生活で微力ながら自分にできることを考え、さらに有意義な時間を過ごし、さらに拓短という学校自体がよりよくなるように、後輩たちへとバトンタッチしていけるように頑張りたいと思います。また、来年のミュージカルの時期には本校の皆さんが、当校に来てくださるというお話もあったので、今度はしっかり自分たちがおもてなしをできるように準備していきたいと思います。改めて、拓殖大学北海道短期大学の学生代表として今回の交流会に参加させていただけたこと誇りに思います。本当に素敵な時間をありがとうございました。