マレーシア滞在40周年記念合気道大会

   2014/03/25

マレーシア滞在40周年記念合気道大会

この度、マレーシア滞在40周年を記念し、私の合気道教導出発であるサラワク州クチン市の大学でクチン会員を軸にマレーシア国内100人程も駆けつける講習会(特別稽古)を挙行しました。40年をさかのぼる懐かしい面々が交じるセミナーに長い年月が一瞬よぎりました。

そして2012年10月20、21日の2日間、海外に参集を呼びかけ、クアラルンプールでの記念合気道大会開催の運びと成りました。

尚この行事には東南アジア合気道連盟、在マレーシア日本国大使館、そして日本交流基金共催としてご支援を賜りました。

マレーシア門人他、日本、香港、タイ、ベトナム、カンボジア、ラオス、ミャンマー、インドネシア、シンガポールからのアジア諸国、更にアジア首長国アブダビそして英国、米国からも代表参加がありました。

また、日本人招聘講師としての御二方には特別稽古を手伝って頂き2日間で6回、マレーシアオリンピック記念大会場は200人以上の講習者で埋め尽くされ、稽古用の畳が不足した次第です。

この南方であまたなる人達が合気道に親しんでいる事は合気道創設者横芝盛平翁の偉大な功績、そして字内なる合気道が私の琴線に響き渡った、忘れ得ぬひとときでした。

合氣道には試合がありません。完全な護身術で相手を痛めず制する技です、相手の力を利用して出来るまでには積年の稽古が必要ですが、それを目指して今や世界中の合気道愛好者が増えております。

合気道師範 山田惇(64期)