空手大会長を20年 田中長剛先輩の活躍
5月上旬に岐阜メモリアルセンターで第20回岐阜県選手権兼第19回日本・ロシア親善空手大会が開催され、型と組手に加え古典形や車椅子形など計77部門で競技が行われました。
毎日の練習の成果を競い、岐阜県内の70団体の道場から約800人と、毎年ロシアの選手10数人の参加もありました。
この大会を仕切る大会長が、学友会岐阜県支部最高顧問の田中長剛先輩(63期)で今年で20年の節目の大会になりました。田中大会長は開会式の挨拶で「年齢性別に関わりなく若い人も高齢の人も体力をつけるために空手道を学ぶ、人生100年時代です」と述べ、さらに「勝ち負けではっきりするが、負けた人にも配慮をしてほしい」といたわりの言葉を言われた。
田中先輩が長きにわたり継続されたのは、表彰式では必ず自分で表彰状と記念品をお一人づつ丁寧に渡したことです。また、ロシアと親善交流を図り相互信頼・理解を深めてこられました。
この節目の大会を観戦しようと東海地区の学友が参加しました。観戦後「このような立派な大会が継続して開催され、国会議員、知事、県議会議長等の参加もあり、国際交流も図られたのは田中先輩の人柄で、今後も継続されることを期待します」と言って会場をあとにした。
鈴木雅己(71期)