潮 7月号
(潮出版社、630円)
人気読物特集「人間探訪」は<宮澤正幸(スポーツジャーナリスト)=文・写真/粟野仁雄>が8ページ分。筆者も阪大で柔道を習った元共同通信記者だ。6月5日発売なのに、同日たちまち知人の読売新聞運動部キャップ三木氏から「読んだ。びっくりして各社にも知らせた」と電話があった。茗荷谷キャンパスでも朝から渡辺利夫学事顧問から次なるメッセージをいただいた。「この記者、実にみごとな表現力をもってますね。“人間”が鮮やかに描かれております」―
タイトルは<再びの東京五輪へ――九十歳で迎える「生涯一記者」の集大成。>項目別の小見出しのも「戦争の混乱期を経て新聞記者に」~「スカルノ大統領と単独面会」~「神永vsヘーシンク」そして結びは「ライフワークとしての内藤克俊」だ。文中に<拓殖大学>の校名がインドネシア語やレスリング部を含めて14ヵ所も。最新ニュースとしてはNHK大河ドラマ「西郷どん」の子孫が大学と深い関係にあり、鹿児島など展示関係者も「菊次郎」~「隆治」の資料を借りにくる―と。(M)