ミュージカル交流会(宮志強)
政経学部経済学科 2年 宮 志強
今回、学友会のお誘いを頂きまして、交流生として幸いに拓殖大学北海道短期大学とのミュージカル交流会に参加させて頂きました。北海道に行ったことがない私にとって、今回の交流会は旅行でもありますし、「知らない世界」への探索にもなったと思います。
11時ぐらいに羽田空港から飛行機に乗りました。乗っていた間に、「北海道はどういうところなのか、どんな人と出会えるのか…」と興奮していた私がいろいろ考えました。1時間30分後に、やっと北海道の旭川空港に着きました。
空港から出て、雪景色やバラバラになっている小さな建物が目に入った瞬間、まるで中国の実家に戻ったみたいでした。何故ならば、実家の冬が北海道と同じく寒いし、建物の並び方もとても似ていると思ったからです。風に吹かれても心の中に暖かく感じました。その後に、皆でミュージカルが行われる深川市民文化交流ホール「み・ら・い」までバスで移動しました。
会場に集まった人が想像したより多かったし、会場も思ったより広かったです。入った後に、一つ一つに学生の手書きメッセージカードが付いているパンフレットを頂きました。そして席までご案内頂き、ミュージカルが始まるのを待っていられなかったです。
美しい音楽が流れ、ミュージカルが始まりました。主人公はあるファッションデザイン関係の会社で勤めている沙織という女性です。若い社員としての沙織さんはいつも先輩たちに虐められ、結局我慢できなくなって自殺してしまいました。他界された後に、沙織さんは霊界でユウという男の子と出会いました。
実は、ユウは5歳の時に死んでしまった沙織さんの話せない弟です。霊界に入ってもずっと姉さんのことを忘れられなかったです。一つの機会で天使に夢が実現され、話せるようになりました。しかし、ユウは一つの約束を守らなければならないです。この約束は絶対に自分の身分を秘密にすることです。特別の能力を持っているユウは沙織さんに人間世界に戻らせ、沙織さんを守ったり、助けたりしてきました。二人の関係が親しくなりつつ、ユウは沙織さんの弟であることを告白するようにしました。天使との約束を守れなかったユウは霊界に戻らなければならなかったです。ユウの身分が分かった沙織さんの気持ちは複雑で嬉しくなるべきか、悲しくなるべきか分からなくなりました。
ミュージカルが終わるまでに、私が感動して何回も泣きました。周りの方達を見てみると、皆も泪を拭いていました。素晴らしい作品だなあと思いました。
観劇後、北短の学生との交流会が行われました。ミュージカルのキャストたちも参加し、ミュージカルを作る裏話や北短の学生生活についていろいろ話をしました。交流を深め、いつしかとても仲良くなり、一緒に楽しい時間を過ごしました。
二日目は拓殖大学北海道短期大学を見学しに行きました。学長室から図書館、学部研究室、体育館、ピアノ教室といった様々なところに案内して頂きました。
私にとって非常に印象が深かったのはピアノ教室です。文京キャンパスにもあったら良いなあと思いました。
その後、旭川市の旭山動物園に行きました。今まで白い熊やペンギンを見たことがない私にとってすごく楽しかったです。最後に、ラーメン村に着き、皆とラーメンを美味しく頂いてから空港へ向かいました。空港に着いて北海道の「旅行」が終わりました。短い二日間でしたが、いろいろ経験ができてたくさんの方と友達になって楽しかったです。