北海道短期大学 交流会(関孝裕)

   2018/04/05

平成27年度北短ミュージカル交流会④

外国語学部英米語学科 2年 関 孝裕

ミュージカル感想

ミュージカル観賞は自分も劇をやっていることもありとても楽しみにしていました。自分は英語研究会に所属しています。昨年は語劇祭で英語劇のミュージカルをやりました。そのこともありこの研修に呼んでいただきました。10月の北短生との交流会の時に知り合った友人が劇に出ることもあり、また幕が開いた瞬間にキャストの緊張感と劇の雰囲気が伝わり、涙が止まりませんでした。話の内容は、時間旅行を研究する主人公の拓海。拓海は交通事故で妻、美里を突然失う。最愛の妻を失った彼の心の支えはタイムマシンを完成させること。そしてついにタイムマシンを完成させる。しかし彼が行きついたのは美里が生まれる50年前の世界。そこで拓海は美里の事故を止め、未来の自分が幸せになるために待ち続ける。そして50年後、おじいさんになった拓海はその世界に生きる20歳の美里に手紙を出し事故を未然に防ぐ。そして美里の事故を防ぐという願いを叶えた。新たな未来のために50年の時を彼女のために過ごした。

僕はミュージカルを見て感動を得ました。終わった瞬間に涙が止まりませんでした。日ごろヒューマンストーリーのような劇を見ることはなく、とても夢中になりました。彼女のために時間旅行をし、事故を止めるためだけに命を尽くす彼を見て、命の大切さや生きる事の大変さを学びました。そしてこの劇から学んだものを今後生かして命を大切にしていきたいです。また、ミュージカルでしか伝えられないものもあるのだなと思いました。照明音響も素晴らしかったのですが演技力が特に素晴らしかったです。膨大な時間をその役と過ごしてきたのだなと思いました。サークルの先輩が自分たちに、劇は自分が楽しんでやらないとお客さんに伝わらないとよく言っていました。その通りだと本当に思いました。とても生き生きと演技をしていて、すべてのキャストが自分のキャラを愛していて役になりきっているのがひしひしと伝わりました。自分も北短生をみならってお客さんに楽しんでもらえるような劇を作れるように演技を磨いていきたいです。本当に勉強になりました。

研修を通して

僕は2日間の研修に参加し観劇を通して北短学生と交流をし、たくさんの経験をしました。また、学年も学部も違う色々な所属のメンバーが集まり、一泊二日を過ごし交流が出来たことは今後の学生生活に大きく役立つと思います。学年も違う見ず知らずのメンバーで初めはみな緊張していましたが、研修が進んでいくと緊張感もなくなりよい雰囲気の中で研修を終えることが出来ました。この研修を通して自分はチームワークの大切さを学びました。100名以上の学生で作る劇、劇は一人では出来ないからこそそこで生まれるチームワーク、選ばれたメンバーが北海道に行き研修をして仲を深め、それぞれが今後の学生生活に生かしていく、そのためのチームワーク。本当にこの交流に参加できてよかったです。ここで得た経験を今後の学生生活に活かしてしていきたいです。