平成27年 拓殖大学首長・議員有志の集い
11月14日(土)15時から、改装なった嘉ノ雅・茗渓館(旧茗渓会館)で行われた。この集いは平成24年以来の3回目となる。
これに先だち学友会本部は全国の学友会支部のご協力を得て、拓大卒業の首長・地方議員数を調査したところ、全国で166人だった。この166人に開催案内を差し上げたところ95人の方から回答があり、うち30人が出席された。
大学からは福田勝幸理事長、溝口正夫、小倉克彦両常務理事が出席された。
赤澤会長は挨拶で、全国の首長・議員が一堂に会することに意義がある、と述べ、福田理事長は文京キャンパスの再開発事業「ルネサンス事業」の完了とお礼の挨拶と、新たに教育の質を上げる「教育ルネサンス」をスタートしたこと、溝口常務理事から「ルネサンス事業」の詳細説明があった。
このあと、大学院武貞秀士特任教授による特別講演があった。演題は「東アジアの戦略環境と日本」。日朝、日韓、日中関係についていろいろな事例をあげて話されたが、早急な関係改善はなかなか難しいのではないか、と感じた。
以上で第1部が終了し、第2部として懇親会に入ったが開宴前、村上正邦参議院自民党元議員会長、渡邊秀央元郵政大臣、鈴木宗男新党大地代表・元北海道開発庁長官が出席された。それぞれ祝辞をいただき、村上氏は「拓大卒業の国会議員が少な過ぎる、もっと国会に送らねばならない、そのための力になるので相談に来て欲しい」渡邊氏は「地方議員はまず地元にしっかり足を固めること、それから国会を目指してもらいたい」鈴木氏は「理不尽な裁判で現在公民権停止中で、解除まで1年半は動けないが、解除になったら政治活動を復活させる」と力強く述べた。
しばらく懇談が続いたあと、出席議員が登壇し自己紹介・PRしたが以外と簡単で淡泊、司会者も延々と続いたら困ると思ったが拍子抜けの趣きだった。会場内は和やかな雰囲気のなか歓談の輪が広がり、笑顔が絶えなかったが、時間も迫り終了が近づいた。
応援団紅会の会員が呼び出され、お決まりの興亜の雄図一節・勝チマス踊り・オス三唱の3点セットで締めくくった。
出席の議員諸公の殆どが参加、暫し議員であることを忘れ、一拓大卒業生に戻ったいい笑顔を見せていた。
この集いには学友会役員、大学幹部職員、現役学生等約70人も出席、会を盛り上げてくれた。(58期・大内信哉)