高永喆氏が「北朝鮮の脅威と日韓の対応戦略」テーマに講演
拓殖大学国際開発研究所・アジア情報センター客員研究員を勤める高永喆(こうよんちょる)氏(院59回)が8月23日(火)時事通信社内外情勢調査会の兵庫県支部で午餐講演を披露した。
尼崎市の都ホテルニューアルカイックで行われた同講演会には学友会兵庫県支部長永富元氏が特別ゲストとして参席した。「北朝鮮の脅威と日韓の対応戦略」というテーマで行われた講演会には兵庫県地域の有志らが多数参席して高い関心を表わした。
高研究員は講演で「昨年、韓国は哨戒艦撃沈とヨンピョン島砲撃を受けると同時に日本も尖閣諸島と北方領土で中国、ロシアによる2回の脅威に直面した。中、ロ、北は核を持っているからこそ、やりたい放題、言いたい放題であり日本、韓国はやられっぱなし状況である」と指摘、日米韓の安保態勢強化が何時より重要だと強調した。
日韓は歴史問題を抱えているが英国、ドイツ、フランスなど隣国同士は常にライバル・敵対関係でありながらパートナー関係である。日本、韓国は歴史的に親戚関係であり遺伝子的に一卵性双子・血族であると、その具体的な根拠を指摘した上で、安全保障において日韓は一衣帯水の共同運命体だと強調した。
一方、7月29日(金)日韓親善協会で講演を行った高研究員は10月18日(火)には防衛大学で特別講演が予定されており各団体の講演活動を通して日韓友好活動に尽力している。