学友会新会長に赤澤徹氏(56期) 代議員総会で20代会長に選出される
平成23年度学友会代議員総会は5月15日(日)文京キャンパスC館201号室で開催されました。
当日は薫風香る五月晴れの好天に恵まれ、全国から連合会長、支部長、期別代表幹事等の代議員145人(確定代議員数238人)が出席しました(開会時確認では本人出席138人、代理出席4人、委任状18人計160人)。
青木茂(81期)、水村篤弘(102期)両常任幹事の司会で、今年は東日本大震災により学友会の財政状況も厳しくなると予想されるので、一層の経費節減を図る為例年より2時間早く11時に開会されました。
開会の辞は長島副会長、校歌斉唱、黙祷の後鈴木会長代行が代行として精一杯務めてきた旨挨拶されました。
大学から来賓として藤渡理事長・総長、渡辺学長、佐野、福田、小倉、工藤常務理事が出席され、藤渡理事長・総長、渡辺学長からご祝辞を頂戴しました。
表彰式、会場でお弁当の昼食・休憩のあと、議事に入りました。
議長に長嶋光太郎千葉県支部長(63期)、副議長に室井良春(73期)、塚本かよ子(75期)両常任幹事が指名され、第1号議案:平成22年度事業・決算報告並びに監査報告が審議の上承認されましたが、大学が夏休みに計画している被災地への学生ボランティアへの支援も考えて欲しい等提案がありました。
続いて第2号議案:平成23年度事業計画・予算(案)が審議され、経費節減にさらに努力するよう意見が出され承認されました。
第3号議案は会長選出と言う大変重要な議案であり、会長選考委員長の波多中国連合会長(61期)より、選挙にいたった旨の説明があり、続いて赤澤徹候補(56期)、浜地輝一候補(62期)による5分以内の候補者演説のあと、早速投票に入りました。
開票の結果、投票総数145、赤澤候補97、浜地候補45、白票3となり赤澤徹氏が当選、第20代という節目の会長に選出されました。
当選確定後赤澤新会長は別掲の通り挨拶され満場の拍手で祝福されました。
第4号議案はその他であり、特段な案件もなく終了となり、午後3時半過ぎ地引副会長の閉会の辞で終了となりました。
編集委員 大内信哉・58期
ご挨拶
学友会会長 赤澤 徹
先ほどの次期会長選挙で第20代学友会会長に当選させていただきました、56期・赤澤 徹です。まず以って、代議員の皆様のご支援に衷心より厚くお礼申しあげます。
わたくしは今、故松村会長の学友会改革の意思を引き継ぎ、これからも学友会をより良い方向に改革を推進して行きたいとの思いを強く持ちました。
所信表明でも述べましたが、今回の東日本大震災で被災した本校学生1,100人余り、我が拓大はこの学生支援のために大変な1年間になると思われます。学友会も大学の意向に協力して、できる限り学生を支援していく所存です。そのためには資金が必要です。学友会経費を出来るだけ削減して、この支援金に充てることを考えています。まずは、最初に足元から、本部経費をできれば10%削減したく思っております。聖域なき経費の見直しを再度表明いたします。
次に、本日は全国の各連合会長、各支部長のご出席をいただいていますので、大事な表明をさせていただきます。現在、全国の支部総会開催時に本部から役員を派遣しています。この出張派遣を特別な記念式典を除き、今年から、いや明日から取りやめます。その派遣費用をプールして、学生支援の一助に致します。各支部への出席は、会長の代理として各地区の連合会長の出席とさせていただきます。もとより連合会長は各地区の維持・発展に寄与していただくことが第一の使命です。この機会に各連合会内の支部総会に今まで以上にご出席いただき、各支部からのより良い意見を吸い上げて、その新鮮な情報を本部にご連絡願います。これらの情報が本部と各連合会の意思の疎通をはかり、支部活動はもとより学生の入学・就職活動に役立つものと思われます。尚、連合会長の交通費は本部から支給いたします。お祝い金は連合会長にご持参頂くように考えております。また、期別会は組織担当副会長他各委員が対応いたします。
とにかく今年は経費削減を大命題に、そして学校と学友会が、また後援会にもお願いして、協同で学生支援を強く推し進めてまいる所存です。
先ほども申し上げましたが学友会活動はボランティアが基本です。そして、海外も含め全国学友の皆様の協力が必要です。学友の皆様、この大震災の苦難の時こそ、オール拓大で拓大旗の下に集合頂き、拓殖大学を強力に支援しましょう。
以上、簡単ですが会長当選のご挨拶とさせて頂きます。