新卒の米満が世界レスリング3位 ロンドンへ大きく前進
北欧デンマークのヘルニングで9月21日、世界レスリング選手権大会が始まり、フリー形66kgの米満達弘(107期-自衛隊体育学校2曹)が3位決定戦で昨年北京オリンピック銅メダルのインドに1点も与えず、終始攻めに回って勝った。米満は準々決勝でロシアに負け、敗者復活戦を勝ち上がった。拓大OBでは55kg湯元進一(105期-自体校)96kg磯川孝生(105期)と米満のトリオが日本代表だが、前2者はメダルに届かず、日本の男子両スタイル計14人のうち、メダリストは米満だけとなった。
米満の話
目標の金メダルを逃がしてくやしいが、銅メダルを手にしてホッとした。3年後のロンドン・オリンピックでは金を取りたい。
拓殖大学百年史編纂室・宮澤正幸