学友会研修レポート~留学生地域研修感想文(大分班その1)~
商学部経営学科3年 李 学明(中国)
留学生として日本での生活は4年間となりますが、今回の学友会の研修旅行で私は初めて大分県を訪れる機会を持ちました。大分県は非常に自然豊かな町であるゆえに、多くの人々が自然の恩恵を受けつつ、誇りを持ち、日本の伝統を守りながら幸せな生活を営んでいます。研修先の津久見市は海に面し、後ろに津久見鉱山があります。
私たちは羽田空港から出発の時、戸髙先輩と同じ飛行機に乗って大分へ向かいました。大分空港から迎えにいらっしゃったのは髙﨑さんでした。大分空港から2時間程度の車の中で、髙﨑さんから大分県の紹介をしてもらったり、景色を眺めたりしながら津久見市に着きました。最初は、戸髙鉱業社に行って会長と挨拶。その後、宿泊先で少し休憩を挟み、ロータリークラブの方々と交流会を開き、国際親善を目的とする色々なバックグラウンドを持つ同世代の人たちと沢山の話をしてとても楽しかったです。
2日目は戸髙鉱業社の見学でした。鉱山の事務所で会社の紹介ビデオを見て、会社に関する理解を深めた後、石灰石の採掘現場、中央管理室など会社の中核をなる所を見て回りました。各部署の担当の方から分かりやすく説明してもらい、24時間稼動し、ほとんどが遠隔操作となっていることがわかりました。午後の時間は津久見イルカ島でイルカに触ったり、皆と写真を撮ったり、イルカ島を楽しみました。夜、毎年8月下旬に開かれる、伝統を持つ扇子踊り大会へ会社の方々と参加しました。扇子踊りとは何かをしらず、あまりに下手な私にとって、浴衣を着て踊るのはなかなかのハードルでしたが、思い切って最後まで踊りました。扇子踊りで日本の文化を身を持って体験することができ、記憶に生き生きと残りました。
3日目と4日目は湯布院、くじゅう花公園、九重夢大吊橋など大分県にある観光地や現地の名物を食べたりしました。一番面白かったのはカラオケで皆でGangnam Styleを踊ったことです。そこで私は初めて、言葉と文化の壁はないと実感しました。
大分県では拓殖大学の先輩たちが幅広く活動しています。自然の恵みを巧みに利用して、豊かな生活を営む素朴な人たちがいます。またチャンスがあれば、もう一度お会いしたいと思っております。