第65回関東大学ボクシングリーグ戦 拓大対日大
第65回関東大学ボクシングリーグ戦は9日、後楽園ホールで試合を行い、拓大は5勝4敗で日大に辛勝した。直前までの仕上がり状態は良かったが、宿敵日大戦は今後を占う上で重要な一戦だった。後楽園ホールにはボクシング部部長を務める甲斐信好拓大教授など教職員やOBなどが多数応援にいた。
拓大は藤田大和選手(2年)や藤田健児選手(1年)など藤田兄弟の活躍もあり、フライ級やウエルター級を始め複数の接戦で競り勝った。勝利の瞬間は父兄やOBが陣取る青コーナーの拓大側は拍手喝采で大騒ぎだった。個人的にはヒットしたパンチの数は多くミドル級の鳴海友基選手(4年)の試合は勝ったような気がしたが、ここはポイント制の分からない部分である。これで拓大はAクラス入りをほぼ確保し、優勝戦線に踏みとどまった。
今後のボクシング部に立ちはだかるのは三連覇を狙う東農大だが、ここで勝てばリーグ戦優勝の座が転がり込んでくる可能性が一層高くなる。今季の優勝戦線は意外と荒れ模様であり、拓大事務局が主体で多くの学友と現役学生が23日(土)の試合に駆けつけるのがまだ優勝を諦めていない選手と陣営の士気高揚に繋がる。
三角洋平(102期)