拓殖大学紅陵祭 学生交流会を終えて(令和7年度北短学生紅陵祭訪問感想文その2)
保育学科身体表現コース2年 鈴木 空明
この度は、拓殖大学紅陵祭への訪問、そして学友会の皆さんや拓殖大学の学生の方々との交流の場を設けていただき、本当にありがとうございました。今回、北海道短期大学の代表学生として、拓殖大学文京キャンパスで開催された「紅陵祭」を訪問させていただきました。
会場に到着すると、想像以上の来場者の多さやイベント数の多さに圧倒され、大学祭の規模感に驚きました。学生の皆さんが楽しそうに動き回り、地域の方々も多く参加していて、大学全体が一体となって盛り上がっている様子が強く印象に残りました。
見学した企画の中で特に印象深かったのは、お笑い芸人さんのステージです。プロの芸人さんのライブを間近で見る機会はほとんどなかったため、初めての経験としてとても新鮮でした。テンポの良いトークと会場との一体感があり、学生主体の行事とは思えないほど本格的なステージで、紅陵祭に対する力の入れ方が伝わってきました。
また、和太鼓の演奏を鑑賞した際には、太鼓の響きが会場全体に広がり、体の奥にまで振動が伝わるほどの迫力がありました。演奏していたのは外部から来ていた団体の方々で、プロの技術と息の合ったパフォーマンスに圧倒されました。普段の短期大学での生活ではなかなか味わえない、貴重な時間となりました。
さらに模擬店では、食べ物やゲームなど、学生たちが工夫を凝らしたお店がたくさん並び、それぞれの店が独自の雰囲気を出していました。模擬店の場所を丁寧に案内してくださったり、気さくに声をかけてくださったりと、拓殖大学の学生の明るさや親しみやすさを感じる場面が多くありました。模擬店を回る中で、運営側の準備や当日の対応の大変さにも気づき、大学祭を支える学生の努力を知るよい機会になりました。
また、紅陵祭を運営している大学祭実行委員の皆さんとの交流会・会食にも参加させていただきました。実行委員の方々からは、企画準備の流れや当日運営で工夫した点、苦労した点などを直接伺うことができ、大学祭の裏側を知ることができました。実際に話しをする中で、拓殖大学の学生の主体性や責任感の強さが伝わってきて、自分たちの活動にも、参考にしたい点が多くありました。
今回の紅陵祭訪問を通して、文京キャンパスの取り組みの充実ぶりを体感することができました。他キャンパスの活動を知ったことで、自分たちの短期大学での行事や活動にも取り入れられる点が多くあると感じました。また、同じ拓殖大学の学生として、普段は距離のある文京キャンパスの雰囲気を知ることができたことも、大きな学びとなりました。今回の経験を今後の学校生活や活動にしっかりとつなげていきたいと思います。このような貴重な機会を設けていただき、ありがとうございました。


