第42回全日本大学選抜相撲宇和島大会

 

カチマス踊り

4月29日(土)、第42回全日本大学選抜相撲宇和島大会が愛媛県の宇和島市立総合体育館で開催されました。

昨年は、大会の準備が進んでいた4月17日午後11時14分ごろ、愛媛県と高知県で最大震度弱の地震が発生しました。この地震で会場の宇和島市総合体育館の天井が落ちて、昨年の第41回大会は中止となりました。これは、現在の震度階級が導入された1996年以降、四国で観測された初めての大規模な地震です。

一昨年の第40回大会では、団体戦で準優勝、個人戦は五島拓兄が3位入賞という好成績で、この大会の後の宇佐大会は団体戦優勝を成し遂げました。

否が応でも愛媛県と徳島県の学友のボルテージが上がり、63期から111期までの学友達が家族を引き連れ、お揃いの法被に身を包んで声を張り上げました。111期の山口真央拓兄はご夫人と1歳の次男と4歳の長男との応援です。特に長男の耕太郞君は声を張り上げて「たくだい。がんばれ!」と幼い可愛い声を会場中に響かせました。土井田先輩を「応援は拓大が一番だ!」と唸らせました。

しかし、団体戦は10位、個人戦は2回戦で敗退と期待をしていたような成績は残せませんでした。相撲部の強者達は今回の大会の結果を教訓として捲土重来を期して精進していることを信じて已みません。来年こそ宇和島大会の団体戦優勝と来年の再会を期して諸先輩、諸拓兄は散会しました。

今年の大会には二人のご婦人から「拓大の小旗を下さい」声を掛けられました。何でですかと聞き返すと「私の娘が国際学部の2年生です」と答えました。「それなら差し上げます」と小旗を渡すと母校の選手達を応援して頂きました。来年は楽しい応援になりそうだと秘かに期待しています。

押忍 77期 石井 義夫

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