アーチェリー部特任コーチに山本博氏が就任
- 日時
- 2021(令和3)年4月17日(土)
- 会場
- 八王子国際キャンパスアーチェリー場
- 来賓
- 小倉克彦(拓殖大学常務理事)
2021年4月17日14:00~16:30、拓殖大学八王子国際キャンパスアーチェリー場において、山本博氏(アテネオリンピック銀メダリスト、ロスアンゼルスオリンピック銅メダリスト)のアーチェリー部特任コーチ就任式が開催された。
中山正知OG・OG会副会長による開会宣言が行われ、校歌斉唱の後、山本善政同会長より「山本特任コーチとは、今から20年ほど前にご縁があり、以降、合同練習や様々な機会で交流があった。今回の特任コーチ就任の件も快諾頂き、アテネ五輪の銀メダリストでは世界に名を馳せたスペシャリストでもあるので、是非色々なことを教えてもらいたい。」と挨拶があった。
山本特任コーチより「拓殖大学との縁は、母校の日体大とも関東学連に属しお互いにライバルな関係であり今日に至る。しかしライバルというのは、相手を理解することやある意味一番の親友であったりする。特に両校は校風も成り立ちも似ているところがあり、昔から親しくさせてもらっている。今回のコーチの依頼については、色々な意味で引き受け、快くお受けしたので、これから相思相愛になれるように努力したい。就任式には、学校側より小倉常務理事、佐原部長他、またOBの皆様のご列席を頂き心から御礼申し上げる。特に齋藤顧問におかれては、私が当時高校の教員時代の教え子2名の入部にご尽力を頂いた。アスリートとはスポーツに、アーチェリーに命を賭けていると言うが、賭けている気持ちは良いが、原点には最初にアーチェリーに触れた時の楽しさ、これを忘れてはならないし伸びない、そしてその気持ちがないと最後五輪の舞台で金メダルを競う時にプレッシャーに打ち負かされる。是非楽しい気持ちを常に抱きながら、また常にアーチェリー場に向かう足取りが早まるような部になるようにしてほしい。最後に一つ伝えたいのは、拓殖大学の建学の精神と理念をじっくり読ませて頂いた。私はあの言葉の中に、まず冒頭にある『積極進取の気概』、この建学の精神通り皆さんが日々過ごせたら必ず素晴らしい選手・素晴らし人生を獲得できる。誰よりも先んじてあらゆることに興味を持ち、自分から取りにいくこと、そしてどんどん成長してほしい。これから楽しい気分の中で努力し、その中でもっと成長したい人は自らに厳しさを課すようにしてほしい。私が皆さんに厳しさを強要することはない、しかし情報(色々な選手の成功事例等)を提供することはできる。よろしくお願いします。」と就任挨拶がなされた。
小倉常務理事より来賓祝辞を賜り、佐原部長、福田新部長より挨拶を頂いた。渡辺主将より、今後山本特任コーチの指導の下、部員一同頑張っていく旨の決意表明がなされた。
アーチェリー部創設者である齋藤高夫OB・OG会顧問より、「この射場に立てることに感謝、自分が置かれている環境に感謝しながら生活していくことが大事だ。」と閉式挨拶がなされ、終了後、学生は練習を行った。
拓殖大学アーチェリー部OB・OG会