内山高志引退記念パーティー 約1000人参加で盛大に開催

 

鏡割り

寒さも日に日に増す中、会場は熱気に包まれた。

第39代WBA世界スーパーフェザー級チャンピオンとして11度の防衛、そして日本人初のスーパーチャンピオンとなり、歴史そして記憶に残る拓大OBである内山高志(100期)の引退記念パーティーが12月4日(月)ザ・プリンスパークタワー東京(港区芝公園)において、約1000人参加のもと盛大に開催された。

オープニングにこれまでの世界戦でのノックアウトシーンを集めた映像がスクリーンに上映され、リングアナウンサーのコールでステージに登場。ワタナベボクシングジム渡辺均会長と内山高志があいさつを述べた。その後、各界著名人とともに発起人として拓大ボクシング部中洞三雄監督(81期)青和観光株式会社青木茂代表取締役(同)も加わって鏡割りが行われた。歓談に入ってから、ゲストの著名人が交代でステージに上がり、内山との思い出などを語った。世界3階級制覇王者の八重樫東(大橋ボクシングジム、103期)が上がると、内山も上がって笑顔で「試合で打たれすぎて心配になるので、ダメージを受けないように頑張って王座を目指して」とアドバイスを送った。試合の入場曲にも使用された歌手のAK-69や太田裕美の歌の披露もあり、さらに華を添えた。最後の内山本人のあいさつでは、お礼だけではなく大変多くの参加者であいさつに伺うことが出来なかった方々に申し訳ないとの言葉もあり、最後まで謙虚な言葉が参加者の胸を打った。

今後はボクシングジムの経営を中心として第2の人生に向け挑戦を続ける。

ボクシング部コーチ 星野大輔(102期)

内山と八重樫生花