月刊Hanada 11月紅葉号

 

表紙

花田紀凱 責任編集(飛鳥新社、840円)

奉祝グラビア特集<祝・眞子さまご婚約>のカラーページがどっさり。そのうえ総力大特集120ページ<安倍政権の反撃>が出そろって書店の本誌は飛ぶように売れているらしい。緊急特別対談<金正恩と日本の核武装>(櫻井よしこ・小野寺五典防衛大臣=東京水産大卒)の内容も濃い。中でも「“専守防衛”の誤解」は、攻撃されて初めて反撃できる(櫻井)ではなく、「相手が日本を攻撃する意図明白で、攻撃に着手された段階で」(小野寺)自衛隊に武力行使の下令ができる方針―これをもっと国民に広く伝えておくことが肝要。

加計学園報道で「安倍叩きの是非を徹底討論する」(田原総一朗×阿比留瑠比=司会花田紀凱編集長)も読み応え十分だ。さすがの田原氏タジタジ。

新シリーズ②は樋口武男(大和ハウス工業会長)×舞の海秀平。今年79の会長は若いころ母親が質屋へ入るところを目撃、発奮した。舞の海は「先代、先々代の親方がいかに凄かったかを若い力士に伝えようとしてもなかなか伝わらない」と苦心談を―。(M)

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