黒川宗一郎、全日本相撲選手権準優勝

 

第63回全日本相撲選手権大会

㊧宮下㊨黒川

師走もスポーツは花盛り。7日(国技館)の天皇杯第63回全日本相撲選手権大会では、拓大新卒112期生の黒川宗一郎4段(石川、アイシン軽金属)が準優勝、3年生の宮下治也(なおや)3段(石川、鳥取城北高出)が3位入賞した。舛田守監督が描いた黒川-宮下拓大同士の決勝戦進出は、あと一歩のところで夢と消えた。しかし、いい夢を見せてもらった。各大会役員も舛田監督に「半分おめでとう!」と祝福の声をかけていた。

大会には87代学生横綱の森本太良4段(108期、和歌山県庁)と1年生の黒川宏次朗3段=弟(石川、金沢学院東)も出場したが、70人による予選3回戦を通過できなかった。92代学生横綱の大道(おおみち)久司3段(東洋大4年)が初優勝した。(M)