東都大学野球秋季リーグ戦1部 拓大対亜細亜大
平成26年度秋季リーグ戦は17日、神宮球場で試合を行い、拓大は1対8で亜大に大敗した。応援には工藤信一常務理事など野球部関係者が多数いた。拓大は春季リーグ戦には善戦したものの、下馬評は決して高くなく、真価を問われるシーズンである。すでに9月中旬だが、観戦しやすい気候だった。
先発した宮城慎之介投手(4年)が当初は好調で4回表に石内謙太郎外野手(3年)の本塁打で先制したものの、その後投手陣が失点を繰り返し、打線も散発四安打に抑えられた。新戦力である大井祐輝投手(1年)の好投や守備陣のガッツ溢れるプレーもあったが、投打が噛み合わず、応援団や吹奏楽部が随所で盛り上がった6連覇中の亜大に差を見せつけられた。
拓大野球部はここまで勝点がなく、現状ではほぼ確実に勝てる対戦相手もおらず、プレーオフのある最下位を避ける必要がある。主力の投手陣に怪我人が続出し、上位争いに欠かせない投打の柱が不調である。次の試合までやや間が空くので春季リーグ戦と同様にここで反撃の準備をする必要がありそうだ。
三角洋平(102期)