アメリカンフットボール部OB会総会
金澤好夫初代監督殿堂入り祝賀会も兼ねる
4月19日(土)拓殖大学茗荷谷校舎において拓殖大学アメリカンフットボール部OB総会が開催されました。
同部は今年で創設49年目。今年は、初代監督で御年79才、先頃日本アメリカンフットボール殿堂入りされた金澤様(明治大学OB)をお迎えしました。初代監督が来られるという事で、北海道、関西、四国、九州、全国各地から初代創設メンバーも数多く駆けつけてくださいました。
来年の50周年に向けて、チーム強化方針等の様々な説明があり、役員を改選し、新会長に84期飯盛豊氏を全会一致で承認。新会長挨拶の後、初代監督に花束や記念品の贈呈となり、全員で記念撮影。
その後、会場を池袋に移し、更に合流したOBとともに、初代監督の日本アメリカンフットボール殿堂入り祝賀会兼総会懇親会を開催。校歌一節を唱和した後、挨拶、歓談の後、創設主力メンバーの同期68期の鈴木宗男先輩はじめとした祝電の披露があり、全員の自己紹介。特に創部された時の諸先輩の話は圧巻でした。
必死で選手集め、猛練習した創設期
当時の拓大と言えば、武道のイメージが強く、新たな球技の創部は容易ではありませんでした。当時の体育局の窓口であった相撲部監督の先輩に相談したところ、応援団副団長の66期故本山先輩が初代主将に任命され、その後は発起人と応援団で身体の大きな学友に声を掛けし、必死で選手を集めていたというエピソードでした。そして、その後は明治大学から金澤監督を迎えて猛練習に次ぐ猛練習を重ねていき、徐々に他大学に勝利できる実力をつけていった事を、たくさんのユーモアを交えて熱く語る諸先輩の姿は学生時代に戻ったようでした。創設メンバーの方々の苦労話に、創設する事の大変さとありがたさを強く感じました。
最後は全員で応援歌、蒙古放浪歌などを歌い、興亜の雄図・オス三唱で締めました。OBが世代を超えて一つになったひとときでした。
アメリカンフットボール部は、来年の50周年に向けて、今年は1部BIG8での熱戦を8月末から繰り広げます。いつかは、初代監督や創設メンバー、そして、初代主将の遺影もお連れして、学生日本一決定戦甲子園ボウルや日本一決定戦ライスボウル(東京ドーム)に行けるよう強く祈念しています。
当日の模様は、スライドショーでご覧頂けます。
深川 隆成(84期)