ラトルスネイクス、早稲田を破る大金星
拓殖大学アメリカンフットボール部が、去る5月19日(日)の川崎ボウルで格上である早稲田大学を破る大金星を遂げました。相手の早稲田は3年前の関東王者、昨年度1部ブロック2位の強豪校です。
今年も、春のオープン戦は慶應義塾大学に38-7、ここ数年何度も日本一に輝いている立命館大学相手に24-27で敗れはしたものの、トップクラスのチームの一つです。その早稲田に対して、拓大は接戦の末、34-27と勝利を挙げました。
拓大オフェンスは、試合早々ロングパスが決まり大きくロングゲイン。その後ランプレーで先制のタッチダウン(TD)。一度は逆転を許すも前半終了間際にTDを挙げ、14-14での同点で折り返し。
後半ランプレーで先制のタッチダウンを挙げてリードを奪うものの、早稲田も多彩な攻撃を繰り出し同点としてTDを奪い返す点の取り合いとなり、最終クオーターまでもつれ合う好ゲームとなりました。
ゲーム終了まで数分を残し、意地を見せる早稲田が勝利を目指して狙ったロングパスを見事ディフェンスバックがインターセプト。攻撃権が拓大に移り、残り1分を切ったところで拓大オフェンス陣が怒涛の攻撃。残り数秒を残し放ったパスが見事決まり再逆転に成功。
ファイナルスコア拓殖大学34-27早稲田大学と劇的な勝利となり秋の公式戦に向け意味のある勝利を遂げました。
この日も、川崎球場に、多くの応援に来て頂いたOB会、父母会、そして学友の皆さん、本当にありがとうございました。また、今回応援を大いに盛り上げてくださったチアリーダーと吹奏楽部の現役の皆さん、応援リーダーをして頂いた104期学生支援会会長石本拓兄ありがとうございました。
ファーストダウンを奪った後やゴール前での拓大オリジナルマーチ「ピーターガン」や、タッチダウンを奪った後の応援歌紅稜の精鋭も球場全体に鳴り響きました。
次戦は、6月30日(日)癌撲滅チャリティーゲームPOWER BOWL、今年も明治学院大学戦をお招きしての好ゲームが予想されます(拓殖大学八王子校舎グランド12時キックオフ)。ぜひ、お誘い合わせの上でお越し頂き、応援の程宜しくお願い致します。
深川隆成(84期)