日本が大好き!頑張れ、en塾
安倍首相が東南アジア歴訪から帰国した後、ジャカルタ・コミュニケーション・クラブの甲斐切清子校長から、ジャカルタで発表できなかった首相のスピーチが首相官邸のホームページに出ており、甲斐切先生が指導する日本語ミュージカル劇団「en塾」(えんじゅく)のことが書かれていると連絡が来た。
早速拝見すると、甲斐切先生とen塾のメンバーが東日本大震災復興支援のために作った曲「桜よ~大好きな日本へ~」の歌詞の一節と共に紹介されていた。
en塾は、ジャカルタ周辺の大学で日本語を勉強している学生により構成され、毎年11月にジャカルタ芸術劇場で日本の昔話等を題材としたミュージカルを上演している。昨年は「吾輩は猫である」を題材に甲斐切先生が創作した「吾輩はニャンコである」を上演し、2日間とも劇場を満員にした。また、在ジャカルタ日本大使館の依頼を受け、ジャカルタ周辺のみならずジョクジャカルタで行われる日本・インドネシア交流イベントにも多数出演している。私も2010年からジャカルタに行く際は甲斐切先生を訪ね、僅かながら個人スポンサーとして協力させて頂いている。
en塾には拓大の提携校であるダルマ・プルサダ大学の学生も参加しており、2009年に拓大、ダルマ・プルサダ大学共催日本語弁論大会で優勝し拓大を訪れたデウィさん(現在旅行会社勤務)、現在交換留学生で来ているチェピ君(3月帰国後4年生、写真中央)もen塾のメンバーとしてステージに立っている。
日本が大好きな大学生のen塾。多くの方々に支えられているが、私も今後とも微力ながら協力していきたい。
八王子学生主事室 岸澤輝明(79期)