恒心寮65期生OB会

   2014/09/15

恒心寮65期生OB会

何時ものように本郷東大正門前の「太栄館」に全国から集ってくる。我々が上京し大学に入学したのが昭和38年(1963年)のことである。当然それが「恒心寮」に入寮したことになる。即ち来年(2013年)はみんなと同じ釜の飯を食べ始めて丁度50年目に当たる。

拓大65期の寮生は久堅町で一年、二年から練馬へ移転し「古い恒心寮」と「新らしい恒心寮」の両方の経験がある。

2012年10月27日夕刻11人が集り、校歌斉唱のあと5月11日北海道の蛸島昭君が病没したことを報告、石田仁君、沖田忠昭君、滝谷勝君と故人となられた拓兄に対し全員で黙祷と献杯。

今回は、北茨城市で東日本大震災で被災された、鈴木義則君も来てくれた。鈴木君の話しでは、屋根瓦が落ちたのでブルーシートで雨漏りの修繕をしようと屋根に上がったら、今度は余震が来た。大工道具を屋根に置きっぱなしで慌てて梯子を降りて避難された由、ライフラインの復旧まで苦しい思いをしたようだ。今でも、地震の度に「またか」と落ち着かない日が続いているようだ。

恒心寮65期の同期会は2005年香港の福島拓兄が東京に来たときに、在京の同期生が池袋で一杯やったのが切っ掛けで、翌年(2006年)から「泊まって大声で寮歌の歌えるところ」で開催というのが条件となった。そこで色々あたったら、本郷の「太栄館」が我々の我が侭を聞いてくれることになった。

今年はまた65期生の全体同期会が前日の26日(金)に若渓会館で開催された。福島拓兄、田中拓兄、渡部拓兄、森永拓兄、大山はその全体同期会に参加、渡部拓兄と森永拓兄は後楽園にホテルをとって翌日は二人で東京見物に及んだそうだ。

さて、全体同期会(65期会)に応援団の西中克弘拓兄が、広島の江田島から初めて参加していた。西中拓兄は当初恒心寮に入寮して大学の応援団の主要ポスト団旗保持の大役をまかされた。そこで応援団の合宿所に入所せざるを得ず、恒心寮を一週間で退寮ということになった。そこで恒心寮の同期会に参加したいとのこと。我々の「恒心寮65期会」に新メンバーが増えるというのも楽しい事で、来年以降もぜひ参加させて欲しいと強く要望してふるさとの江田島に帰っていった。

写真・田中正三 記・事務局 大山洋三