メンネル・コールOB会

   2014/04/01

メンネル・コールOB会

文化部連合会男声合唱団メンネル・コール研究会に昭和50年代に所属し、当時30余名の部員を擁して昭和37年の創部以来第3期の活性期を形成した嘗ての若人達が、10月13日(土)の午後、文京キャンパスに集まり、町田昭(学78期)学友の案内で、新校舎と旧外務省研修施設であった本学の国際教育会館を見学した。

続いて九段へ移動、靖國神社へ参拝し、国運に殉じられた母校の英霊諸先輩方へ、「国歌君が代」「いざ立て戦人よ」「蒙古放浪歌」の3曲を合唱奉納した。

懇親会は靖國神社傍の台湾中華料理店「小星星」(留学生別科ワンノ学友経営)で開催し、先ずは近年相次いであの世へ旅立たれた、中村登(学75期)学友、金沢知也(学75期)学友、鈴木潤次(学78期)学友、三村司(学78期)学友、原嘉彦(学78期)学友への黙祷を行い、校歌を全曲斉唱した。

小張純二(学75期)学友の「開会の辞」、高村剛(学76期)学友の「乾杯の発声」と続き、先般、田村晴彦(学66期)学友よりご提案のあった、「世代別統一合同での練習合宿と懇親会の開催」を出席者満場一致で決定した後、各々の近況報告に入った。料理も美味しく、久しぶりの再会は杯を交わしながらの楽しい愉快な宴となった。

当時の拓大メンネル・コールには、昭和52年10月に近くの九段会館大ホールにて開催された「北方領土返還要求国民大会」に賛助出演を果たした輝かしい実績があった。

最後は、大川正恭(学75期)学友の「閉会の辞」で締め、美味しい台湾中華料理で心から持て成して下さったワンノ学友と奥様や店員の皆様方に感謝して、千住の宿泊先ビジネスホテルへ向かった。

ホテル(NEO東京)では和室へ集結し、続いて夜の更けるまで酒宴の2次会を実施した。翌朝は6時に起床して大浴場で身を清め、近くの浄土宗豊国山回向院へ参詣し、吉田松陰、橋本佐内、磯部浅一等の歴史偉人の墓前へ線香を手向けた。

後、南千住駅近くのコーヒーショップで遅めの朝食を取り、次回の集りは戦前から拓大と縁の深かった「満蒙開拓義勇軍資料館見学と近場の湯泉荘宿泊」(茨城県水戸市内原)と定め、お互いの健康を気遣いまたの再会を約して有意義な会合を終えた次第である。

工 一仁(学77期)