ロンドンオリンピック報告会盛大に開催
今夏のロンドンオリンピックに母校・拓大の若き卒業生7人が出場し、大活躍したが、その報告会が10月25日(木)、19時から東京ドームホテルで7人の選手全員出席のもと、盛大に開催された。
当日は赤澤学友会会長はもちろん、大学から福田理事長、渡辺総長・学長、阿南後援会長始め理事、教職員、後援会、学友会役員、各運動部のOB・OGや関係者そして一般学友合わせて約250人の出席があった。
主催者挨拶として日本代表応援寄付金募集委員会代表として、赤澤学友会長、祝辞として渡辺総長・学長、阿南後援会長、文京区議会宮崎議長からそれぞれ選手の活躍、健闘を讃える温かい挨拶をいただいた(成澤文京区長からは出張中に付きメッセージ披露)。
また、来賓として拓大レスリング部の今日の活躍の基を作ってくれた日本オリンピック委員会(JOC)副会長で日本レスリング協会の福田冨昭会長が、45年前拓大レスリング部の強化コーチに就任した当時の拓大レスリング部がいかに弱かったかを語り、会場を沸かせた。
司会者拓大出身のフリーアナウンサー小田貴子さん(88期)から改めて選手が次の通り紹介されあと、選手全員に報奨金が工藤常務理事から贈呈された。
- レスリングフリースタイル 66㎏級 米満達弘(107期) 金メダル
- レスリングフリースタイル 55㎏級 湯元進一(105期) 銅メダル
- マラソン 中本健太郎(103期) 6位
- マラソン 藤原 新(102期) 45位
- ボクシング ウエルター級 鈴木康弘(108期) 9位
- レスリングフリースタイル 96㎏級 磯川孝生(105期) 8位
- レスリングフリースタイル 74㎏級 高谷惣亮(110期) 16位
出場選手一人ひとりから戦った試合について語り、ほとんどの選手から次の2016リオデジャネイロ・オリンピックを目指す、と力強く宣言した。
選手達は帰国後地元や出身校から招かれ、忙しく普段の練習より疲れる、今年いっぱいは続くのではと苦笑いしていた。
このあと拓大レスリング部OB会から日本レスリング協会の福田会長、今泉雄策副会長、高田裕司専務理事、金子正明以上4氏に感謝状が贈呈された。
儀式が長くなり出席者の多くが喉が渇いてきたところで、福田理事長の乾杯の発声で懇親会に入り、一気に会場が賑やかになり、明るい雰囲気の中オリンピック出場者を囲み話が弾んだ。
会場の大型スクリーンには選手の試合模様が流れ会場を一層盛り上げた。これは応援ツアーに参加した長野県の柏木景岳学友(71期)、学友会本部の山田事務長が撮影した。
時刻も進んだところで祝賀演舞として大学のチアリーディング愛好会の女子学生(男子1人も)による軽快で華麗、若さ溢れる演舞に出席者もその動きに釘付けとなって見ていた。また、吹奏樂部の皆さんも日頃の練習の成果を演奏で紹介してくれ、会場を和ませてくれた。
そして紅会の学友会中野支部長、佐藤リーダーによる勝チマス踊り、押忍三唱で締めくくり、体育協議会の松倉会長の謝辞で、楽しい余韻を残して終了となったのは21時半のことである。(O)