「全会員に箱根駅伝声援を」選手激例会と総会ひらく
学友会神奈川県支部(古谷栄寿支部長・67期)の平成23年度通常総会および箱根大学駅伝選手激例会は、去る11月12日横浜国際ホテルで会員・来賓ら66人が出席して開催された。
総合司会は、大澤正史幹事長により、第一部の総会は、川邉剛副支部長の開会の言葉に始まり、学友物故者への黙祷が行われ、校歌斉唱、そして古谷支部長から「東日本被災地へ、当支部の会員である金野基隆君(74期)と國岡敏男君(68期)らが中心となって支援物資、携帯用抗菌消毒・消臭用スプレーボトル5万本と詰め替え用タンク100個を(株)エムアンドティ社の提供によって現地へ無償で搬送してもらい、谷藤盛岡市長から感謝の手紙を戴きました」と被災地への救援活動を説明報告した。
そして「明年は当支部が80周年の節目の年を迎えます。伝統ある支部として更なる発展を続けてゆきたい」と力強い抱負を語った。
このあと議案審議に入り、平成22年度の事業活動および決算報告、23年度の活動計画案と、会則の一部改定などを協議した。この中で会則の改定は、会費の徴収が新たに盛り込まれ、会費の年会費1,000円を徴収することが決定された。
つづいて来賓を代表して福田勝幸拓殖大学理事長から大学の近況報告、そして赤澤徹学友会会長から、50年前に横浜に在住していた頃の神奈川県支部の活動状況の思い出を交えた挨拶と箱根駅伝の地元声援の協力要請があって総会を終了した。
第二部は講師に元拓殖大学百周年編纂委員の宮澤正幸さん(51期)を迎えて「箱根大学駅伝の伝説」をテーマに神奈川県下の応援風景など詳細にわたった講演が行なわれ、拍手喝采を浴びた。
会は第三部の懇親会に入り陸上競技部のコーチ・選手11人と特別参加として会に駆け付けたプロボクシングWBA世界ミニマム級チャンピオンの八重樫東選手(103期)などが特別参加して華を添える中で、三浦清勝常任顧問の開会の挨拶、大西教雄常任顧問の乾杯の発声で杯を酌み交わし、宴たけなわの中で松倉榮重陸上競技部部長から箱根駅伝に賭ける部長の意気込みの説明があり、最後に澤井眞一常任顧問の三本締めの発声で盛況裡のうちに散会した。
なお、総会の議案説明は中塚靖子会計担当副支部長と川邉剛企画副支部長が詳細に説明したほかに、1月2日・3日の箱根大学駅伝には、神奈川県支部会員全員が沿道に集まって母校の応援を行なうよう呼びかけていた。
また、東日本大震災の被災学生への義援金を募り、3万950円が寄せられ、後日大学に送金した。
澤井眞一(56期)