フランス支部定例会

   2014/04/13

フランス支部定例会

5月12日はフランス支部定例会でした。

先日フランスのテレビで震災(東日本大震災)から派生した津波、原発の問題までを知日派ゲストによる討論会が開催されました。日本の現状さらに将来像を、と云う非常に興味深い討論会で、概ね日本のポテンシャルにポジティブな意見が主流でした。

ただ、トップである首相の決断力の乏さ、政治家の国政に対する想像力・政策の貧困さを憂い、日本の天下りの現状(東大⇒官僚⇒基幹産業界や財団等)による専門知識欠如が招く判断・決断の遅延が指摘され、また、隠蔽体質(互いにかばい合う事による)が危機に対する効果ある対策にブレーキを掛けている。とくに原発事故による初動は人災と言えるのではないかと結論せざる終えない。とこの様な論評でした。

しかしながら、復興には10年あるいはそれ以上と言われているが、日本はおそらく7年(何を根拠に?)で成し遂げる国民だと…の結びでした。

フランス支部としては復興支援に対して各々自由裁量で日本人会やその他アソシエーションを通じて日赤に支援金と云う形で参画しています。

余談ですが、食後場所を変え電力エネルギーの節減、代替エネルギーや蓄電方法に関して豊富な知識を持つ丸崎先輩、松田拓兄と議論で終始、有意義な時間を過ごしました事、追記します。

以上、フランス支部便りでした。

加藤 淳好(76期)