アマゾン支部総会
2010年11月21日アマゾナス州ウルクリトゥバ郡の丸山芳次(丸山ツネ拓姉の夫君)牧場においてアマゾン支部総会を開催しました。ベレン市以外での総会は今回が初めてでした。
アマゾン支部は少人数のくせに面積は日本の13倍とやたらに広大なため、パラー州在住の会員とアマゾナス州の会員はこれまで顔を会わしたことがありませんでした。南部前支部長と飲むたびに一度は上流の人たちと会わなければと話していましたが、今年こそは上流に行くと話がまとまり、全員で行くことになりました。
総会は11月21日(日)に決めたものの、丸山牧場はマナウス市からアマゾン河を下った中流の河岸にあり、当日チョコチョコと行けるような場所ではありません。まず前々日の19日ベレン市から約1300㎞離れたマナウス市に集合、翌20日マナウス市から266㎞離れたイタコアチアラ市までタクシーで3時間半、ここで昼食後高速ボートを3日間チャーターしてアマゾン河本流を約4時間下りました。河岸にはそろそろ着く頃だと丸山夫妻、牧童たちが待ち受けていました。
初対面の挨拶をかわした後、水浴をして汗を流し、早速冷えたビールで乾杯、夕闇せまる中遠くでグァリーバ(吠猿)の吠え声を聞きながらピラルクー、タンバキ両魚料理に舌つづみをうち、おおいに盛りあがりました。
翌21日は朝食後、まず総会を開催、開会の辞を御守支部長が、そして開拓先亡者に黙祷、校歌斉唱、丸山ツネ拓姉の挨拶に続いて議題に入り、事業・会計報告、続いて汎アメリカ支部会議開催について話しあいましたが、ベレン在住者は御守支部長のみで他は遠隔地に散在している状況では無理があるという結論でした。
昼食はアマゾン最高の名物料理タラカジャ(亀)の煮込みで、冷えたビールとウィスキー、一旦昼寝をした後、夕刻再び頑張りました。冷えたビールが飲めるのは自家発電をしているからです。
22日マナウス市に到着後、市内中心部の林拓姉の妹さんが経営する商店を訪問、短時間でしたが林拓姉にもお会いし、近況などをうかがい、目的のアマゾナス州在住の学友との交流をはたすことが出来ました。
支部長 御守和夫(68期)記