平成22年度拓殖招魂社及び拓魂碑の秋季例祭が素晴らしい秋晴れの下、本学の創立記念日である11月3日(文化の日)、八王子キャンパスにて厳かに執り行われました。拓殖招魂社には第1期の脇光三先輩(日露戦争において特別任務班で活躍)を始めとする戦没者及び建学の理念に殉じられた本学関係者の英霊495柱が合祀されております。祭主藤渡理事長・総長以下理事、教職員、学生代表、学友会、後援会等の大学関係者が出席しました。

引き続き拓魂碑前において学友会主催による、拓魂碑例祭が執り行われ、鈴木善行副会長が松村会長の式辞(別掲)を代読したあと、出席者70人の方々が献花いたしました。

会長式辞

謹んで拓魂碑に祀られる全学友、全教職員の御霊に申し上げます。

我が母校拓殖大学並びに学友会は、建学の精神を遵守し、一致団結して力強く邁進しております。

本学学友会は、明治四二年創立され、昨年百年を迎え、百周年記念行事が盛大に執り行われました。本年は次なる創立百十年、百二十年を見据えて決意を新たに力強く第一歩踏み出しております。

一方大学は、本年創立百十周年を迎え、その記念式典が三日後の十一月六日に挙行されます。大学は、この古い歴史と伝統の上に教育内容をさらに充実させ、有為な人材を育成すべく一層の努力をしております。

また、大学はルネサンス事業展開の真っ最中であり、文京キャンパス整備も着々と進んでおります。

我々同窓生は、この大事業の完成、成功を祈るとともに、母校の大いなる飛躍につながるよう心から願っております。

学友会は大学と共にあり、共に進み、共に発展すべく、最大限の努力をすることをここにお誓い申し上げます。

本日、拓魂碑に入魂される方々は、拓殖大学学友会 第一五代会長を務められた専門部一四期、荒牧久志殿、応援団ＯＢ紅会名誉会長の四六期、富岡豪一殿はじめ学友一二六名、合わせて六，六二〇名であります。

拓魂碑におわします諸先輩の霊位には、何卒母校拓殖大学の今後益々の発展と、我等学友会の未来をお守り下さいますようお祈り申し上げ、式辞といたします。

平成二十二年十一月三日

拓殖大学 学友会
会長 松村 豊

今回合祀者名簿

以上126名