政経学部60周年記念式典

   2014/05/06

政経学部60周年記念式典①

平成21年11月28日土曜日。天気は快晴。14時から文京キャンパスC館201で開催された。政経学部DVD上映の後、14時30分から政経学部60周年記念シンポジウムが行われた。

テーマ

「政経学部~いま・むかし・これから―求められる学士力―」

シンポジスト

形部 幸雄(北海道札幌真栄高等学校校長)
浅野 正彦(本学部教授)
椎名 規子(本学部准教授)
鈴木 敏央(本学部教授)
友部 隆教(本学部教授)
中川 功(本学部教授)

コーディネーター

守山 正(本学部教授)

会場は、落ち着いた学術的な雰囲気で出席者は皆真剣に聞き入っていた。16時00分に終了。17時から祝賀会。会場は、文京キャンパス近くの茗渓会館で厳かに開会が宣言された。在学生・卒業生・教員・退職教員と長い歴史を凝縮した祝賀会であった。

政経学部は、平成21年度の在学生は3,312名。内女子学生は436名。約13%である。工学部を除いて、文化系の学部では女子学生が一番少ない学部である。女子学生の1人とお話をする事が出来た。ベトナムから留学してきているゴーさん(3年生)である。本人から言われなければ、留学生とは思えないしっかりした日本語で話していた。「私は自分で会社を立ち上げました。まだ軌道に乗ったとはいえない状況ですが、これから頑張ってやっていきたいです。私は社長ではありません。弟を社長にしました。弟の体が弱いので、これで弟が生活出来ればと願っています。」不肖私は卒業して既に37年がすぎているが、政経学部に素晴らしい後輩がいることを知った。見回せば、どの女子学生も生き生きとしており、拓殖大学のこれからを思ったとき、こころから頼もしくまた力強く感じた。拓殖大学で学び、これから世界に飛び立つ若い力に改めてエールを送りたい。

井上富美子(政経学部政治学科卒業70期)

政経学部60周年記念式典②政経学部60周年記念式典③