拓殖大学紅陵祭見学・学生交流(大西 冬花)

   2014/04/20

平成22年度拓殖大学紅陵祭参加学生交流訪問⑤

保育科 1年 大西 冬花

10月16日、17日に行なわれた紅陵祭を見学させていただきました。初めて拓殖大学の八王子キャンパスを見てとにかく敷地が広く自然が沢山あり驚きでいっぱいでした。

拓殖大学の先生方や大学祭実行委員会の方が、大学や紅陵祭について丁寧に説明してくれて嬉しかったです。紅陵祭では一つひとつの組織がしっかりしていて、今回のテーマ「Message」に沿って紅陵祭をよりよいものにする為、皆で協力して作り上げていることが凄く伝わってきました。テーマが「Message」ということで本当に自分にも伝わって来る事が多く、国際学部棟の教室企画を見せていただいたのですがコリア文化研究会では韓国の食・政治・文化などについて調べてあり、中国研究会では日中戦争時に中国に取り残された残留孤児について実際にインタビューしてきたことなどが展示してあり、世界の国々で起きていることを分かりやすくまとめてありました。私自身の中では日本にしか視点を置いてなかったので、これからは世界で起きていることにも視点を向けていきたいと改めて感じさせられました。

模擬店の中にも世界の料理を味わえるものが沢山あり、私は韓国料理が好きなのでトッポギをいただきとても美味しかったです、他の国の食べ物も食べてみたかったです。留学生の方々も多く、拓殖大学では世界の人々との交流があり世界の人々と友達になれるのですごく素敵だと思いました。

政経学部のCSR提言コンテストにも参加させていただき温暖化が進む中、東京という都会では農業を営むのには難しい環境なのですがその中でも屋上を利用して栽培を行ったりすることができるという事を教えていただいたり様々なことを丁寧に説明してくれました。さらに私が非常に関心をもったのは「エコ企画」で自転車発電の体験型企画では私たちが何気なく使っている電気を発電する事がどれだけ大変なのか感じることができました。また、模擬店で使っている容器を見るとほとんどの容器が発泡スチロールのようなものだったので、パンフレットを見てみるとその容器はサトウキビの搾りかす等の非木材繊維でできているとのことで森林にやさしく、容器を土に埋めると分解され土に還ると書いてあり、拓殖大学はエコに力を入れていて素晴らしいなと感じました。拓殖大学北海道短期大学でも拓殖大学を見習ってエコについてさらに力を入れていく必要があるなと思いました。

また学友会の皆様との交流もあり、大学の特徴や学友会の活動などを教えていただきとても勉強になりました。大学を卒業しても友人や先輩、後輩の関係は一生続くものであり一生の仲間となるのだと実感し、今自分がいる環境や周りの人々を大切にしていこうと思いました。私たちを歓迎していただき、とても嬉しかったです。心より感謝申し上げます。

拓殖大学を見学して学ぶことが沢山あり、皆さんが努力するからこそ素晴らしい大学祭になるのだなと感じました。ここで学んだことをよりよい大学生活になるよう周りの人達に伝えていき受け継いでいけたらいいなと思います。二日間という短い間でしたが沢山の方々と交流でき、また人と人との輪が広がっていくような気がして嬉しかったです。これからミュージカル活動があるので皆で協力することの大切さを実感した私は、ミュージカルをみんなで作り上げていきたいなと強く感じました。

最後になりましたが、このような機会を与えていただきました学友会には感謝いたします。ありがとうございました。