?蟻的足音/情感的考古學
袁紹宗 著
学友会台湾連合会役員の袁紹宗先輩(学79、院33)から送られてきた。詩集「?蟻的足音」(アリの足音)と散文集「情感的考古學」(感情の考古学)が両面表紙で1冊になった本で、内容は著者の自伝的なもののようであり(中国語は分からないので…)、台北での学友大会や、拓大紅陵祭の写真も掲載されている。他にも日本での写真や、また日本語を織り交ぜた文章も見られる。日本国内ではおそらく手に入らないだろうが、インターネットで検索すると、発売イベントの様子が載っているブログが見つかった。
ちなみに記事や写真の中に「拓魂頌」「紅陵健児押忍三唱」「拓大西門」のほか「雄渾の章」には靖國神社、二〇三高地、赤穂浪士、西郷隆盛、清華寮など滞日留学中の熱血的思いが伝わる。
そして著者は知る人ぞ知る。1976年第21回モントリオール・オリンピックのフェンシング台湾(TPE)代表であった。今も台北市中正区で、袁紹宗撃剣工作室を主宰している。