日本拳法OB 四国松山に集う
3月2日・3日の両日、久方ぶりの親睦会と倶楽部物故者の追善供養をしめやかな中にも厳粛に執り行われた。今回は地元出身の石田拓兄(76期)が幹事として骨を折ってもらった。
初日、名湯道後温泉で建築家黒川紀章設計の豪華ホテル「道後館」で宴を設けた。二次会は市内三番町へと流れ松山の夜空に「キットカチマス・押忍三唱」が響きわたった。
翌日は、昨夜の酒池肉林と伊予美人の余韻を断ち切り、石田拓兄が住職を務める名刹「雲門寺」で、早逝した故人(山下・藤井・小野寺・高橋・桑原・宮本)の菩提を弔った。紅葉ヶ丘を巣立って早や三十年、月日は過ぎ「生者必滅・会者定離」が世の常とはいえ、幽明境を異にした故人を偲び、万感迫る思いであった。
写真に写った我々も随分と年輪を感じます。何れは先立った拓友のもとへ行くのであろうが、残りの人生大いに第二の青春を謳歌すると心に誓い、次回も元気な姿での再会を念じつつ、松山を後にした。
写真:「禅」を極めた石田大和尚(前中)、竹花(70期)前右、前田(70期)前左、後左より坂本・川越(両名76期)・大村(79期)