「ふたつの空」に教えてもらった学生の可能性(第28回北短ミュージカル感想文⑥)

   2014/03/26

第28回北短ミュージカル⑥

政経学部経済学科2年 寺本 周平

拓大ミュージカル「ふたつの空」を思い返してみると、会場の入り口にはお客さんが長蛇の列を作り、周りを見渡すとスーツ姿の学生が丁寧な接客でお客さんを誘導していました。定刻通りに開演すると、繊細で華やかな衣装に身を包んだキャストの皆さんの演技と歌声に引き込まれ、全体を見渡すと本当にミュージカルの世界に入り込んでいるのかと思ってしまう程のセットに圧倒されました。

オーディションで選ばれたキャストの方の中には、自分のやりたい役ではない役だった人やキャストをやりたくてもオーディションに受からず、裏方の仕事に回った人もいたかもしれません。しかしそれぞれが与えられた仕事をやり遂げたからこそ、ミュージカルは大成功に終わったのだと思います。

「ふたつの空」を観させて頂き、私は同じ学生としてとても勇気づけられました。私も北短の学生のように、残りの大学生活でこれだけはやったと言えるようなものを見つけ、目標に向かって努力していこうと思います。最後になりますが今回このような素晴らしい機会を与えて頂き、本当にありがとうございました。