大川周明の大アジア主義

   2014/07/02

出版案内 『大川周明の大アジア主義』

<出版案内>

【題名】 『大川周明の大アジア主義』
【著者】 関岡英之
【出版社】 講談社 ℡:03‐3945‐1111
【価格】 1700円(税込)
     書店、ネット書店アマゾンにて取扱中

【内容紹介】

最近の出版界で、戦前の日本の影響を与えた思想家や政治家などの再評価の気運が見られるが、その一環として大川周明博士が取り上げられているようだ。
仏教と印度哲学に造詣の深い博士はその研究過程で戦前の印度がいかにイギリス植民地として圧政に苦しんだか、民衆の悲惨な状況を知るに及んで義憤を覚え、大アジア主義を唱えるようになった。
博士は1920(大正9)年から1934(昭和9)年までの14年間、拓大の講師、教授を勤めた。

「私がアメリカの理不尽な日本改造を拒否すべきではないかと問題提起しているのも、『真実なる日米親善』を望んでいるからこそである。
不毛な反米感情や、事実に基づかない陰謀説で、『独善排外の日本主義』の陥穽に陥らないよう、常に自らを戒めているつもりである。
それにしても、学べば学ぶほど、心の奥底から畏敬の念が湧いてくる。私にとって、大川周明はそういう人だ。」

(本文より)