深川隆成、3年連続3回目のサントリーホール公演、好評を博して終了

 

歌唱する深川隆成

去る9月22日(日)にサントリーホール・ブルーローズにおいて、深川隆成日本語JAZZ公演を開催致しました。多くの御学友にも足をお運び頂き、感謝致します。

今回は、世界有数のジャズフルート奏者井上信平さんを迎えた事もあり、演奏が格段と格調高いものとなりました。そして、ゲストボーカルとして、2011年日本ジャズボーカル賞大賞受賞者にして国内トップとも評されるキャロル山崎さんの参加も華を添えました。私の日本語ジャズ歌詞に共鳴して一緒に歌いたいという申し出もあり、キャロルさんの出番の半分である二曲は御本人の希望でデュエットとさせて頂きました。

自分一人での歌唱では、ジョージア・オン・マイ・マインドやフライ・ミー・トゥ・ザ・ムーンなど、有名曲でありながら日本語訳詞の難しさから公認歌詞を得られていなかった曲の初公認歌詞となった曲の数々の蔵出し的な披露の舞台とさせて頂きました。

私がジャズを日本語で歌う様になったのは、ジャズを作った黒人は人類誕生の地アフリカから連れてこられた奴隷の子孫であり、ジャズの日本語化で利益を上げる事が出来たら、アフリカの子供達の未来の為に使おう、それが私の母校拓殖大学の校歌にある「人種の色と地の境、我が立つ前に差別なし」を自分なりに果たす事が出来るのでは無いか?と思いたった事ですと話もしました。更に、自分の曲の利益でアフリカから奴隷を出した港を持つ国ベナン共和国学校支援を続けて、学校校舎の改築や貧しい家庭から優秀な学生を30人以上高校に進学する奨学金として使ってもらった事なども話をさせて頂きました。その甲斐あってか、この日も行ったベナン学校支援金寄付金が一つの公演では過去最高の42,000円集まり、翌日寄付させて頂きました。

また、この公演の模様はサントリーホール常駐の音響担当であるNHKアートによりライブレコーディングとなり、来年を目処にCDアルバムとするつもりでおります。これにより、世界最高の音響と称されるコンサートホールの席に座りながら日本語によるジャズを感じる感覚に浸れって頂けるかとも思っています。

今後とも、拓殖大学出身者として母校の建学の精神を心に宿し続けながら歌い続けて参ります。

vocal 深川隆成
ゲストvocal キャロル山崎、MIRANO
piano 星野由美子
bass 篠 宏昌
drums 秋田 聡
fluit 井上信平(スペシャルゲスト)

深川隆成(84期)

ジャズ歌手・深川隆成が東京・サントリーホールで3年連続3回目のコンサートを開催! 「歌には無限のパワーがある。歌で人の心を幸せにしていきたい」 | うたびと