関東大学ボクシングリーグ戦 総合3位

 

選手集合写真

鳥谷部がミドル級階級賞

令和6年関東大学ボクシングリーグ戦が5月11日~7月13日迄の期間、後楽園ホールで開催され、拓殖大学は3勝2敗で総合第3位に入賞した。(優勝校は駒澤大学)
初戦は日本大学との対戦、序盤から点の取り合いとなり最終ミドル級まで4-4の同点、拓殖大学は同級国体連覇中の鳥谷部魁が、接戦の打ち合いの末に判定で勝利をもぎ取った。

その後、駒澤大学と東洋大学に連敗を喫したが、法政大学には6-3で勝利し、2勝2敗と星を五分に戻した。

そして最終戦、ここまで同勝率の中央大学戦、第3位入賞をかけた大勢の観客が詰めかけた後楽園ホール、一進一退の接戦で、またも4-4で最終ミドル級の鳥谷部魁(4年・黒沢尻工業高校)までもつれ込んだ。

序盤は前年高校トップクラス選手の徹底的にフットワークを使う戦法に苦戦するも、徐々に拓大伝統の左ボディ攻撃で捉えはじめ、OB・OGが見守る大歓声の中、判定が割れるスプリットデシジョンではあったが見事に意地で5点目を決めた。本人は東洋大学戦時より拳を痛めた状態であったが、勝利の為に強硬出場をし、チームの勝利に貢献した。大会を通して上級生だけでなく1、2年生の活躍もあり、来季に向けて大きな経験となった。また、主将の天井澤一志(4年・開志学園高校)を中心に作り上げたチーム力がもたらした勝利であった。

学生たちは切り替えて秋の全日本選手権(東京都墨田区)に向けて練習を再開している。

ボクシング部コーチ 星野大輔(102期)

第1戦

拓殖大学 5-4 日本大学

第2戦

拓殖大学 3-6 駒澤大学

第3戦

拓殖大学 1-8 東洋大学

第4戦

拓殖大学 6-3 法政大学

第5戦

拓殖大学 5-4 中央大学