令和4年度 拓魂碑秋季例祭

 

式辞

謹んで拓魂碑に祀られている全学友、全職員、全学生の御霊に申し上げます。

母校・拓殖大学並びに学友会は、建学の理念を遵守し、力強く且つ逞しく前進を続けております。

それにしても3年に及ぶ新型コロナウィルスの猛威は、第7波まで数え、また第8波が来るのではと国民の中にその恐怖心が根付いてしまったかのようです。更にロシアのウクライナ侵攻から世界経済の流れが急激に落ち込んでおります。ロシアは、正に世界中の敵になりました。それでもロシアを支援しようとする国があるということは理解に苦しむところです。

その様な状況の中ですが、コロナで支部総会を中止していた支部が少しずつ総会を開催する動きが出てきました。3年も総会をやってないと学友が支部から離れてしまうという危機感があります。人数は、コロナの影響で少人数ですが、総会開催報告がきています。私もご案内を頂いた支部総会へは、出来うる限り出席し支部の皆さんと懇談して元気を振りまこうと思っております。

もうすでにご存じのことでしょうが、10月30日の全日本女子駅伝では、不破聖衣来の活躍で5位で入賞し来年のシード権を獲得致しました。来年も大いに楽しみです。次は、12月30日に行われます富士山女子駅伝も応援よろしくお願い致します。

そして、男子陸上競技部は、10月15日に箱根駅伝の予選会が有り、18位で箱根出場は叶いませんでしたが来年に再起を期待したいと思います。

本日、拓魂碑に入魂される学友は、令和3年都議会議員選挙で見事当選を果たした西山 賢君(学96期)が去る8月18日、胃癌の為、逝去。享年45歳。通夜には若い有望な政治家の死を悼み、1500人以上の参列者が最後のお別れをしました。惜しい人材を亡くしました。そのほか学友144人。合わせて9043人となります。以上謹んでご報告申し上げます。

拓魂碑におわします諸先輩の霊位には何卒、母校・拓殖大学並びに学友会の未来をお守り下さいますようお願い申し上げ、式辞と致します。

令和4年11月3日
拓殖大学学友会
会長 赤澤 徹