月刊Hanada 9月五輪熱中号
花田紀凱 責任編集(飛鳥新社、950円)
グラビア特集は次号ならば金メダル日本が満載だろう。だが今回は<GODZILLAを超えた!>の大谷翔平9ページだ。
独占インタビュー「菅義偉総理大臣 国民の質問に答えます」12ページが◎東京オリンピック、必ず成功できる―を中核に自信の程を明白にしていること。加えて「橋本聖子会長インタビュー」10ページは、作家・スポーツライター小林信也校正による。以前にも紹介したが、橋本会長10歳年上の兄さんは拓大卒・橋本牧場の経営者だから読者にも近い。
追悼 立花隆については元文春社長の田中健五氏に始まり元常務の堤堯氏らが3年後輩の橘隆志記者のペンネームを作った。元週刊文春編集長の花田紀凱氏は<Aさんからの手紙>を載せた。元立花部屋の記者Aさん(現在消息不明)から突然手紙が届き「僕は日共中央委員会の直属でした…」の告白に驚く。これは驚くだろう。
「編集長も涙した満洲引き揚げ体験㊤元通産大臣 深谷隆司」と、平川祐弘・東大名誉教授「自由主義者河合栄治郎」そして「編集長から」の(黄埔軍官学校)について、筆者は拓大入学時から以上3点とも承知していました。8月26日(木)発売の10月号楽しみ。(宮澤)