熊本のタクシー10社が合併、県内最大に

 

熊本市などで運行するタクシー会社肥後交通グループ7社とミハナグループ3社が合併し、「TaKuRoo」(タクルー)が4月から発足。約330台を保有する県内最大のタクシー事業者となったことを、熊本日日新聞などが報じた。

記事によると、1月上旬に持ち株会社「地域交通ホールディングス」が設立され、熊本市西区のミハナ本社敷地内に本社を置き、社長に野々口弘基氏(肥後交通社長)、取締役に森泰司氏(ミハナ社長、学友会熊本県支部長・82期)が就任。傘下にタクルーを設立、同じくミハナ敷地内に置き、小山剛司氏(同副社長)が社長に就く。3月には新しいロゴマークをつけた車両のお披露目も行なわれた模様。コロナ禍で厳しい経営を強いられるタクシー会社を統合し、経営合理化や収益性向上を図る。今後、県内の同業者に参画を呼びかけるという。(S)

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