109期中本恭平氏が監督代行として春のセンバツへ
3月23日(土曜日)から阪神甲子園球場で行われる第91回選抜高校野球大会(春のセンバツ)に、愛媛の松山聖陵高校の監督代行として中本恭平拓兄(109期)が出場します。
中本拓兄は松山市出身で、高知の明徳義塾高校から拓殖大学に入学、野球部で走攻守三拍子揃ったセカンドとして活躍しました。卒業後は社会人野球チーム「ミキハウスREDS」で活躍し、2017(平成29)年に松山聖陵高校のコーチに就任しました。今回のセンバツ出場決定後、急遽コーチから監督代行に昇格が決まり、センバツで采配を振ることになりました。中本拓兄は、高校2年の夏の高知県大会で優勝して甲子園の切符を手に入れたのですが、部員の不祥事で出場辞退を余儀なくされました。3年になり、雪辱を誓った夏の県大会も決勝で高知商に敗退し、夢が果たせませんでした。この苦い経験から、目標としていた夢の場所に行けるということはすごいことと、選手たちよりも強く感じているようです。「甲子園前に一つでも多く課題を克服して向かっていきたい。今年こそ1勝を挙げられないと大きな壁になってしまうので、絶対に勝たせてあげたい」という抱負を語っています。
ちなみに中本拓兄のお父さんの弟は、明徳義塾高校野球部監督の馬淵史郎拓兄(77期)です。学友の皆様、応援をよろしくお願いします。
押忍 石井義夫(77期、愛媛県)