第35回拓大ミュージカルを観劇して
2019年2月16、17日と拓殖大学北海道短期大学恒例のミュージカル公演が「深川文化ホールみ・らい」で行われました。
2年ぶりの観劇となりましたが、来場者の多いことに、拓大ミュージカルが地域に根付き愛されていることを再認識し開演を待ちました。
ストーリーは、友人4人が交通事故で亡くなった後、天国行きを待っている時、友人の元カノが事故で亡くなることを知り、何とか回避しようとしている間に見つかった遺書(メッセージ)。それは、事故ではなく友人を想っての後追い自殺だった。軽い気持ちで付き合い別れたつもりでいたが、元カノは今でも自分を愛してくれていた。元カノを助けるために、死神と自らの天国行きのチケットを取り引きしてしまう…。
キーワードは「交通事故死」「自殺」「軽薄な交際」とタイムリーであり、聴衆者への強烈な「メッセージ」を感じました。
以上の感想では、「暗い・重い」だけですが、最後はハッピーエンドであったことを申し添えます。
10月からの練習スタート、過去にないくらいの少人数での取り組み、そして短大2年間という制約の中でのミュージカルの大成功は「すばらしい」の一言につきると同時に、学生をサポートして頂いている関係各位の支援のおかげと改めて感じました。願わくば、児童から高齢者まで一同に楽しめる演目もあると、もっと良いと感じ会場を後にしました。
16日午後7時からは、ホテル板倉にて学友会北海道連合会、学部学生、短大学生、短大学長・理事・教授・職員での「オール拓大交流会」が開かれ、学友会からは激励と賞賛の言葉、学部学生からはミュージカルの感想と今後の決意、北短学生からは、ミュージカル公演までの苦労話など、和やかな雰囲気で盛り上がりました。
札幌支部幹事 山田城也(97期)