充実した夏休み~平成29年度留学生地域研修感想文(大分班その3)~

   2018/04/05

戸髙鉱山

政経学部経済学科 2年 レー トアン アイン(ベトナム)

今年の夏休みは拓殖大学学友会の留学生地域研修を通じて大分県での戸髙鉱業社を見学に行きました。今回の留学地域研修は私にとってとても濃い4日間で貴重な体験でした。こんな充実した4日間はこれから先も経験することができないでしょう。

今回一緒に同行する拓殖大学留学生がルーマニア人、タイ人、中国人の3人です。国籍がそれぞれですが。出発する前に研修の説明会ではじめてあった3人と話したりして今回の地域研修で楽しい思い出を作ろうという気持ちを持っているので4人ですぐに仲良くなりました。

初日に東京から大分県まで約1時間30分遅れましたが。それでも暑い中で出迎えくれる宮崎先輩と加藤先輩が待ってくれて今回の研修の4日間ずっと大分県を案内してくださったり車を運転してもらったりお世話になった2人の先輩です。とても感謝します。到着した後大分空港の評価のある店に連れて行ってもらいました。そこで、大分県での一番人気な食べ物がとり天をいただきました。大分県に行くのははじめてだったのでいろいろ調べましたが大分県についてたくさんのことをまだわからないので大分県に住んでいる2人の先輩の話しを聞いて大分県の文化を理解するようになりました。次に戸髙鉱業社へ移動しました。そこで働いている従業員の人たちの全員が笑顔で迎えてくれました。そして戸髙会長に挨拶しました。会長はいつも気軽に話しかけてくれて優しくて明るい人だと感じました。その夜に戸髙社の会長、拓殖大学の卒業先輩たち、ローターアクトの人と交流会がありました。全部知らない人ばかりで最初にとても心配しましたが。声をかけてくださったりしました。最近ベトナムと日本がますます深刻な関係になるので「ベトナムの料理は何がおいしい」や「ベトナムは何語を使いますか」など聞かれてこんなにベトナムのことに興味を持つなんて思いませんでした。とても嬉しかったです。周りの温かさと優しさを感じました。

この留学生地域研修は一番印象に残ったのは2日目に戸髙鉱業社の現場に見学に行ったことです。最初に説明のビデオをみることで採掘のやり方や手順などを深く理解できるようになりました。戸髙鉱業社は昭和32年に設立されました。主に石灰石の採掘、加工、販売を業務とする会社で、14社のグループを持つ業界大手の会社です。石灰石は日本で自給できる唯一の鉱物資源で、セメント、鉄鋼のみならず農業、医療等、各種生産を通じて人々の暮らしに欠かせないものとなっています。

採掘現場では1日1度、現場立ち入り禁止にて発破を行います。後の作業はすべて重機を使って行うそうです。石灰石鉱山としては全国2位の採掘量を誇ります。大量の石灰石を採掘しても戸髙鉱業社の企業理念である「地域社会とともに」のもと、環境の整備、公害の防止については散水車、洗車場沈んだ地、発破振動に関する自主規制、防音など十分な配慮を施しています。

私たちは車を回りながら全体的な採掘現場を見ることができました。上からみるとショベルカーやダンプカーが小さくなった。実際に現場に足を運んでみたら作業車の本当の大きさに驚きました。採掘現場を出るときに車に付いた泥を洗い流して出発しました。

その夜に毎年に大分県での伝統的な扇子踊りを行われました。今まで日本の大きいな祭りに参加したことがない私は初めて扇子踊りを踊ることで緊張感がありました。しかし、現地の人と一緒に踊るので自分が大分の一員になって全然緊張感がなくなりました。

残り2日は大分県のいろいろな観光地に行きました。風連動乳洞やくじゅう花公園やうみたまごの水族館や日本一九重夢吊橋など大分県の魅力的なところを伝わってきました。

今回の大分県での留学地域研修に参加してよかったと思いました。新しい地方の文化を学び、新しい人に出会い、新しい体験ができました。東京に帰った後で大分県の文化を友達に伝えたいです。そして4日間ずっと面倒を見てくださった加藤先輩と宮崎先輩に感謝の気持ちをいっぱい伝えたいです。本当にありがとうございました。