月刊Hanada9月躍動号
花田紀凱責任編集(飛鳥新社、820円)
告発スクープ!「朝日新聞の背信」(山岡鉄舟)は、朝日新聞が今なお日本をおとしめる英語発信など反論に及んでいること。その実態をあばく。
「無法中国への最大の反撃」(櫻井よしこ)は、オランダ・ハーグの仲裁裁判所判決を紙くず同然の扱い。“その時その時で、国際法など容易に破り捨てるのが中国”である―と筆法は鋭い。
「日中戦争の発火点は朝鮮半島だ」(拓大客員教授 石平)も鋭い。
大好評連載 港に生きる⑧「海外港湾視察で九死に一生」(藤木幸夫)は、名にし負う横浜港の港運業・藤木企業の会長だ。
「永さん、夢で逢いましょう」(松島トモ子=歌手)の4ページは、言ってはいけないがおもしろいのだ。本名松島奉子、1945年7月旧満州奉天生まれ。敗戦の翌年、母と帰国(父はシベリア抑留死)祖父は拓大13期・松島博二(広島出身、三井物産中国担当)
「天皇の馬」⑧(加藤康男)は戦没軍馬百万の運命を追ったもの。今の大学・高校馬術部や、オリンピック馬術(近五を含む)関係者も読むべきだ。(M)