北短ミュージカル交流会(雨宮咲輝)
国際学部国際学科 3年 雨宮 咲輝
初めての北海道であり、ミュージカルの評判は短期大学の友人から聞いていたので大変楽しみにしながら、今回の交流会に参加させていただきました。短期大学の学生と熱く語り合えたことは本当に貴重な体験となりました。このような貴重な体験をさせていただけたことを感謝するとともに、学友会の皆様には深く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
会場に入ると元気な挨拶で私たちを迎えてくれ、渡されたパンフレットの中には、この日のために精一杯練習してきたことが伝わる手作りカードが入っていました。地域の人が楽しみにしている大イベントだそうで、観客席は満席でした。見に来てくださったお客様のためのホスピタリティはミュージカルが始まる前から始まっていました。ミュージカルが始まると、学生とは思えないほどのキャストの迫力さや舞台衣装・道具の質の高さに圧倒されました。あまりにも期待していた想像を超えていたので、最後は涙が止まりませんでした。ミュージカル終了後の交流会や短期大学視察を終えて感じたことは、東京にはない活気であふれていることです。北短の学生はほとんどが大学で充実した生活を送っている様子が校舎から想像できます。授業で学んだことを書いた報告書や楽しそうなゼミ室、サークル活動の内容が書いてある掲示板などそれぞれが必ずどこかに所属し、活躍する場があると感じました。東京のキャンパは違い、麗澤会に所属しているのは半分以下であり、ほとんどの学生は大学生活を充実しているのかさえも分かりません。私たちが参加した拓殖大学の伝統行事でもある語劇祭も人数が少なく、今後継承していくことも難しいかもしれません。
私は大学に入学して3年目が終わりました。私自身は大学に入って充実した生活を送ってきましたが、北短の学生を見るとまだまだ物足りなさを感じます。今後、あと一年間どう過ごすのかをよく考え、今年の語劇祭はさらに力を入れていきたいです。東京も活気あふれるキャンパスになるように私たちが先頭に立って頑張ります。本当にありがとうございました。